六鳥型前卓の修復

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お付き合いのお寺にてご依頼いただいた前卓の修復が、先日完成いたしました。

ここをご覧になっている方は、結構詳しい方が多いかとは思いますが、念のため・・
前卓は「まえじょく」と読みます。特徴的ですので、見る人が見れば宗派もすぐにわかります。
こちらは浄土真宗本願寺派用のものです。
本堂の真ん中に置いて、蝋燭や花、香炉を置く、御荘厳のメインテーブルになります。

相当重たい仏具が乗りますので、かなりの重量がかかります。
代々受け継がれてきた年数+直接のはっきりした原因はわかりませんが、こんな風に足にヒビが入り、早急に修理が必要ということになりました。
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足のヒビのほかにも、全体的に金箔は擦れていましたので思い切って全修復させていただくことになりました。
もともと、すべて金箔押しの仕上げになっていましたが、本願寺派では極彩色で仕上げたものもよく使われます。
このたび、新たに彩色を施したところ、それはそれは見事な鳥や龍が浮かび上がってきました。

KC4I0004

中央の六つの窓には、それぞれ極楽浄土に住むという鳥の彫刻が施されています。
仏説阿弥陀経というお経の中に、それぞれの鳥の名前が出てきます。
「六鳥型」と言われる所以です。

とても立派になりましたが、法要の時には、内敷や水引という布で覆ってしまいますので、この様子は全く見えません。
なんとも勿体ないような気もしますが、報恩講やお盆、お彼岸はもちろんのこと、なにもない平素に、御本堂へお参りに寄らせていただくというのは、いろいろ発見があるかもしれませんね。
ひとけのない静かなお御堂というのは、凛とした空気が優しくも厳しく、とてもすがすがしい感じがして好きです。

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