瞑想

プラユキ・ナラテボー師、北海道にて2回目の瞑想会

※(当ブログでは、念珠=数珠として書いています。文脈上の理由などから混在することがありますが、ご了承ください)

遅ればせながら、瞑想会参加のレポートをさせていただきます。

この度は、当別町の孝勝寺様が会場となりました。
まずもって、取り仕切ってくださった、副住職様、スタッフの皆さんは、準備から先生を見送るまで、大変なご苦労を引き受けてくださったこと、感謝します。おかげで大変有意義な機会をいただきました。ありがとうございます。

前回とは主催者がかわりましたが、僕自身は幸運にも前回に引き続き、声を掛けていただけるご縁があり、2回目の参加となりました。

プラユキ先生ってどんな人?

さて、仏教全般に関わる人、特にテーラワーダの本を読んでいるような方であれば、今やみなさんご存じとは思いますが、 続きを読む

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『60分でわかる!仏教書ガイド』星 飛雄馬 (著)

読書の春(とは言わないか)、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

広がりつつある電子書籍市場

あれだけ電子書籍はだめだと言っていた僕も、とうとうアマゾンで提供しているキンドルに魂を売ってしまいました。

しかも、専用リーダーまで購入し、読み放題プラン「Kindle Unlimited」にも入って読書を楽しんでいます。(まさにパウロの回心状態である)

最近は、紙と電子書籍を選べる本が増えてきましたが、今回は電子書籍でのみリリースされている本になります。専用リーダーがなくても、Kindleのフリーアプリをダウンロードすることで、お使いのスマホやタブレット、パソコンでも購入して読むことができます。

『60分でわかる!仏教書ガイド』星 飛雄馬 (著)

『60分でわかる!仏教書ガイド』星 飛雄馬 (著)

(まえがき より) **********
職業柄か、よく「仏教について知りたいのですが、まず最初の一冊にはどれを読んだらいいですか?」「仏教の瞑想について書かれた本で、おすすめのものはありますか?」といった質問を受けることがある。
そのような時、簡単に返答をするのは容易ではない。なぜなら、質問者の仏教への理解度に応じておすすめの入門書といったものは変わってくるからである。なおかつ、仏教は現在世界中に広まっており、おすすめの瞑想の本と言われても、どのような宗派の仏教かによっても異なるからである。
***************

これ、まったくその通りで、僕もよく同じ質問を受けます。同じく職業柄でしょうか。

どれから読んだらいいのかわからない

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ブレス念珠作り教室 無事終了しました

ブレス念珠作り教室が、おかげ様で無事終了しました。

前回は制作重視で目いっぱいの時間を使ったのですが、今回のブレス念珠は制作自体にさほど時間がかからないので、少々念珠についてのお話をさせていただきました。

会議風にプロジェクターをセッティング。

そもそも念珠とはどういうものか、パワーストーンとの違い、長岡念珠店が考える念珠の未来についてを早足にはなりましたが、10分ほどお話ししました。

皆さん神妙な表情で聞いていただき、早く作りたいと気持ちがはやる中、余計なお世話だったかしらと心配になりました。それでも、事後のアンケートではお話も良かったという評価をいただきホッとしています。(社交辞令もあるかもしれませんが・・苦笑)
仏教用語なんかは、読みずらいことが多いので、ルビを振るなどもうちょっと配慮があってもよさそうですね。まだまだ改良の余地はありそうです。

カラフルな天然石や、唐木の玉をたくさん用意しました。
天然と言っても、原石を削り出したままというのは現在はほとんど流通していませんので、念珠に使われるような玉はある程度の手が加えられて発色を良くしたり、色見を揃えたりしてある素材です。

なかには粗悪なものになると、後からインクを染み込ませて染色しているものもあり、腕輪にすると色落ちして肌や袖につくことがありますので、そういったものは含まれていません。ご自身で素材を求められる時にはご注意ください。

サンプルを試着したらそれぞれのサイズをきめて、必要な個数の玉を集めます。

じつは、この作業が、制作自体よりも時間がかかるところです。また、一番楽しいところでもあります。
それぞれの想いで、配列を考えたり、色を比べたりしながら選んでらっしゃいました。最初のお話でも少し触れましたが、この選び方自体は自分なりにどんな理由を付けても良いと思います。こんなところを入り口に、少しでも仏教やお寺に興味を持っていただき、身近に感じていただけるようになれば嬉しく思っています。

規則正しい配列を考えると自分のサイズを合わせるのが意外と難しいものです。
シリコンゴムを通す作業です。ちょっと知っていれば簡単な作業ですし、材料のゴムも高いものではないので、日常的に身に付けているかたは是非習得して自分で直せるようになるといいですね。

ワイワイと素材を選んでいた時とは一転して、集中モードにはいりました。笑

写経や瞑想などのように集中することでリラクゼーションを得るということは、脳科学の先生のお話でも聞いたことがあります。こうやって黙々と玉を通す作業も同じような効果があるのかなという気がしています。

「お友達を誘いたい」という声が多く、なかなか場所と時間のご都合を合わせていくのが難しいのですが、大変うれしいお申し出です。一度に、すべての方に合わせるのは難しいのですが、たくさんの方とご縁が結べるよう、今後も続けていきたいと思っています。

次回は是非と思っている方は、ブログやフェイスブック等、チェックしてくださいね。
グループで何人かあつまるのではあれば、出張開催も可能です。お気軽にご相談ください。

んー、次の教室は二輪念珠を作ろうかしら・・・

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プラユキ・ナラテボー師にお会いして

タイで出家された日本人僧侶プラユキ・ナラテボー師が、札幌に来てくださいました。
1月17日 講演会&瞑想ワークショップのお話です。

先生についてご存知ない方は、まずはこちらをご覧いただければと思います。
http://blog.goo.ne.jp/yokienn

瞑想ってなんだろう

ここ数年で、テーラワーダ仏教に興味を持ち、そもそも「瞑想ってなんですか?」という感じだったのが1年くらい前でしょうか。それから、瞑想に関する本をいろいろ読んだりということで、自分なりに理解しようとしましたが、実践には至りませんでした。

悪い言い方をしてしまうと、どこかに胡散臭さというか、信じきれないというか。

ここでいう信じるというのは、神頼みやおまじないのような意味ではなく、現実的に効果が期待できるトレーニングなのかという意味です。ダイエットや筋トレを信じれないという感覚に似ているかもしれません。

多様化する仏教とマインドフルネスの関係

また、最近では、マインドフルネスということばがビジネス界でも普通に使われるようになり、グーグル、ゴールドマン・サックス、P&G等など、大手企業でも社員教育に取り入れるようになりました。逆に瞑想によって精神的なダメージを受けるというという記事もネットを中心に流行しました。

さらに最近の仏教界では、この現実社会で実用的な心のトレーニングのさらに上を行く仏教を目指す動きも出てきてさらに瞑想の存在が分かりずらく感じていました。

そんな感じで、僕にとっての瞑想とは、一定の距離を保って近くて遠い存在という状態が続いたわけです。

プラユキ先生のお話

講演では、慈悲と智慧について、因縁のサイクルについて、少々理論的にお話しいただきました。

印象に残ったのは、心の反応が悪いわけではなく、反応が起こった時に目覚めていれば、今ここで自覚ができていれば、無自覚にその後の行動を決められるわけではないというお話です。ひろさちや氏がよくいう、「奴隷的」というのはそういうことなんだと思います。

上座部の教えはとりわけ自分のためだけの修行と誤解されがちですが、プラユキ先生のお話を聞くとそうではないということが良くわかります。

瞑想の実践

札幌にて、講演会と合わせて瞑想ワークショップということで、初めて瞑想指導を受けました。
今回ご指導いただいたのは、手動瞑想、呼吸の瞑想、歩行瞑想の三種類です。これが意外と本やネット記事で読んだことのあるゆったり動く動作ではなく、結構ぱっぱと手を動かしたり、スタスタ歩いてしまうのです。

時計を気にして、3時半までってそんなにこれ続けるの?って、最初に頭によぎりましたが、手の動き足の動き、呼吸への気づきに没頭するうちに、あっというまに、「あぁ、もう終わりか」という時間を過ごしました。

瞑想中に浮かんでしまう様々な思考やイメージは、滅しようとするのではなく、「オッケー!」と受け入れてしまえばいいのだそうです。この辺りも、スマナサーラ長老が指導する瞑想とは違うようです。体のマッサージも「タイ式」というのがありますので、心のマッサージもきっと「タイ式」があるんでしょう。

どう感想を伝えてよいやら・・

正直、言葉でお伝えできる範囲ではおさまらず、とても濃厚な半日を過ごしました。

「机上の空論」という言葉がありますが、仏教は実践してなんぼということを改めて感じました。

大乗仏教の修行のイメージが強い日本人にとって、興味のない方からするとずいぶん風変わりに見えるかもしれませんが、念仏も座禅も、滝行だったり、もっと言ってしまえば日常の作務でさえも、方便が様々な姿に変わっていったわけで、その源流は同じなんだなとも感じるわけです。

レポートにはなりませんが、なかなか言葉にするのは難しい体験だったのでこの辺で。

少なくとも、瞑想が日々の生活につながっていることを実感し、とても身近なものとなったのは間違いありません。

本当に自由な生き方に改めて気づかせていただく良き縁となりました。
今ここに、目覚めて生きたいと思います。

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『気づきと智慧のヴィパッサナー瞑想』 著・マハーシ長老、訳・星飛雄馬

たまたま、知り合ったスリランカ人の方が、「ヴィパッサナー瞑想を実践している」ということをお聞きし、興味を持ちました。
「ヴィパッサナー瞑想」・・正直、今までほとんどなじみのなかった言葉です。

今まで、「瞑想」といえば、何か現実的でなく、良く言えば神秘的というか、悪く言えば胡散臭いという印象が強く、あまり近づこうとはしませんでした。近頃は、テーラワーダ仏教に興味があり、時々「瞑想」という言葉が出てきますので、気になってはいたのです。そして、いざ検索してみると、書籍としては、日本のもの、訳本もずいぶんたくさん出ているようでした。
最初に手に取る本を決めかねているとき、宗教社会学に長けた訳本家の星飛雄馬さんのツイートで紹介された本を、これも縁かと読ませていただきました。

ミャンマーのマハーシ長老の言葉で、文章は非常に簡潔に書かれています。
「入門者のための」というだけであって、実践内容はごく基本的な部分です。
理論的な部分は、少々見慣れない言葉も多く難しく感じますが、実践と理論を並行して読み直してい行くと、少しずつ内容は腑に落ちてきます。ただし、瞑想に自分が馴染んでいく感覚というのはそう簡単にできるわけでなく、「入門者のための」といっても、長く付き合っていけそうです。

そんな風に読み進めましたが、そもそも瞑想とは何ぞやというレベルで手に取った僕にとっては、なるほど瞑想とはそういうことだったのか、というのが一番の感想です。
確かに、実践を続けていくことで苦しみが遠ざかっていくように思えます。体感しているわけではありませんが、きっとそうだろうという確信が持てます。

そして、ふと思ったのは、日本の仏教における「念仏」も、起源が近いのではないかということです。
その関係についてはまだ詳しく調べていませんが、文献を漁ってみたいと思っています。
ただ、現代日本においては単に「念仏せよ」ということは良く言われますが、その理論を語られることは少ないです。多くの人がこのような境地でいれば、妬み嫉みもなく、イライラしたり、キレるようなこともなく平和な世界が実現しそうです。
法然、親鸞のような高僧は、きっとその理論にも気づいていたでしょうに、それを庶民に説明しきれずにあらゆる方便を持って説いたのかという想像もします。あくまで想像です。

僕個人としては、瞑想自体が非常に有意義なことであることを知り、それをわかりやすく教えてくれたこの本も本来、誰にでもオススメしたいところです。しかし、経済社会で揉まれている人に急に押し付けても受け入れてもらえるキャッチーな内容でもないということも付け加えておきます。政治が悪い、時代が悪い、会社が悪い、親戚が悪い、家族が悪いと荒んでしまった心と生活に、瞑想を取り入れてみたいと感じた方がいれば、それは素晴らしいご縁です。
流行りのおまじないのような気休めではなく、本当に苦しみから解放される世界だと思います。

気づきと智慧のヴィパッサナー瞑想 (入門者のための理論と実践)

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