近況

お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (2)
  • 興味深い (1)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (1)

「念珠の学校オンライン」のチラシの裏

ここ数年ずっと考えていた、念珠作り教室のオンライン化、ようやく実現する運びとなりました。

新サービスについて詳しいことを知りたいという方は、↓こちらのリンクからご覧ください。

念珠(数珠)の作り方がとことん習える!「念珠の学校オンライン」

この記事では、そもそも何のための教室か、なぜそこに至ったか、というお話をしたいと思います。

仕事って・・、働くって・・

僕は念珠屋を始めて10年とちょっとになります。

おかげさまで結構長く続いていますので、念珠屋を初めてから知り合った人の方が増えてきました。そうすると、前職はなんだったのか、どういう経緯で念珠屋になったのか知らない人も増えてきたのです。

その話は長くなるので、ここでは割愛しますが、数年前にしこたま書いたことがあるので、よほど暇な方はそちらの記事を読んでくだされば嬉しいです。

私が念珠屋になるまで・・改め その1

とにかく、自分で商売を始めるまではサラリーマンでしたので、どんな仕事をしていたかということよりも、雇われているか経営者かということが何よりも大きな違いです。

サラリーマン時代は、とにかく大人になったら働くことは当たり前だと思っていたし、生活費を稼ぐためにも、そして、欲しいものを買うためにお金が必要だと考えていました。

そして、大きなポイントは、「自分の仕事の成果が社会貢献をして、その対価としてお金をもらっている」ということを理解していませんでした。いや、理屈ではわかっているつもりだったんですけどね。

仕事とは「社会貢献」ではなくて、いうなれば「『会社』貢献」だと感じるようになってしまいました
そのうちそういう意識すら薄れてしまい、苦痛に耐えて所属していれば、自動的に生活費が保証されるシステムという感覚になっていたと思います。

皆さんの中には給料をもらっていても、情熱を持って社会貢献している人もたくさんいるとは思いますが、少なくとも僕は、「生活保障システム」という根性でサラリーマンをやっていました。

ベタな言葉遊びですが、「働く」とは→「端(ハタ)を楽(ラク)にする」なんて言いますよね。

小さく商売を始めて、給料日というものがなくなりました。
本当に成果を収めた時に、自分の決めた金額を受け取ることになります。これは想像していた以上に大変なことです。でも、おかげで、誰かの役に立てた瞬間をしっかりかみしめることができるようになったのです。

そんな風にして、10年以上にわたって蓄積したノウハウ、そしてその思いをなにか形にしたいと思って動き始めたのが「念珠の学校オンライン」というプロジェクトでした。

ソフトウェアの時代

では、その「なにか形にしたい」ということは実際に、「なにか」と長らく考えてきました。

うちは念珠屋ですので、念珠を作り、それを販売することが仕事です。
今は、身の丈にあふれるほどのご注文をいただき、日々あくせくしていますが、それが永遠に続くとは思っていません。

ご存じの通り、仏具、法具、広くは伝統産業を見渡すと、その多くは斜陽産業と言われています。この流れは、日本人全体の意識がひっくり返るような歴史的な事件でも起きない限り、今後回復するような状況はないでしょう。

昨今はますます時代の移り変わりが速くて、あらゆる産業が衰退しているなか、ソフトウェアの世界はGAFAを中心に、まだまだ伸びしろがあります。

じゃあ、念珠を売るのはやめて、プログラミングでも勉強したほうが将来のためかというも考えましたが、それでは、またレッドオーシャンに後発隊として飛び込むようなものです。

そこで、自分が誰かに提供できるものはなにかと、ますます考えるようになったのです。

資産の意味合いが変わってきた

「お金」の勉強を少しすると、資産が資産を生むということがよくわかりました。
「お金に働かせる」という表現を使う人も多いです。

日本に限った話ではないですが、現在の資本主義経済ではすでに大きな格差があることは、皆さんが日々の生活で実感しているとおりです。

大げさかもしれませんが、このまま時代が進めば、時々数字を眺めているだけで欲しいものが手に入る人と、時給数百円の仕事を奪い合うような世界にもなりかねません。現在は、ややそれに近い世界になりつつあります。

資産が資産が生むとすれば、僕自身は100%後者に振り分けられます。
そのとき言う「資産」とは、現金の他、不動産、株式など、現金化が容易な資産の事でしょう。今までは、そうだったかもしれません。でも、この先、数十年を考えたときに、その限りでは無いと考えているのです。

僕自身が持っている資産はなにかと考えると、現金化できるものはほとんどありません。

しかし、突然収入を途絶えたところから、なんの元手も無い状態で、幸せな生活を取り返すスキルは学びました。そして、その過程で大きなウェイトを占めるのは念珠を作るための知識と技術です。

その他、日本人であること、北海道に住んでいること、そんなアイデンティティー自体が、資産になりうるかもしれません。

幸せに生きる

「何のために生きるのか」というのは、宗教や哲学の世界ではよく取り上げられるテーマです。万国共通の正解はありません。それぞれの人が自分なりの答えを見いだしていくしかない問いです。

お金はあった方がいいとほとんどの人は思っていますが、お金があっても幸せになれないということも、多くの人が気づいてきました。それなのに悲しきかな、多くの人はお金につながるように行動してしまうものです。

何のために勉強するのか、何のために働くのか、すぐ手前には受験のためとか、成績のため、会社のため、家族のため、社会貢献のため・・などいろいろな理由があると思いますが、その先には「お金のため」であることが多いです。

なぜそうなってしまうかというと、お金が無くなるということを想像するとお不安だからですよね。
ものすごく不幸な自分を想像してしまうからです。現在の価値観で手に入れたものをすべて失うのが怖いからです。

僕は、体験として一度はいろいろ失いました。
その当時付き合う友人のほとんどが生活保護をもらっていましたが、彼らが不幸で、ギリギリ生活保護をもらわなかった自分だけが偉いとも思えませんでした。むしろその逆で、彼らの方がよほど幸せに生きているように見えたのです。

この1年は、世界的に大変な状況で、飲食業や観光業、医療、だけでなく今後はあらゆる業種、目の前の生活にまで負の波が広がることが予想されます。

僕は今、とても幸せに暮らしているという実感があります。
ひょっとして今後、また仕事に困ることもあるかもしれません。「かも」というか、あのときが苦労が軽く思えるほど酷い状況になることだってあるでしょう。

でも、不可抗力であれば受け入れるしかないし、防げるものは全力で防ごうと思っています。
だから、不安とか、恐怖は全く感じていません。

そのように思えた背景には、縁があって念珠屋になれたこと、そして仏教との出会いがありました。

教室の誕生、そしてオンラインへ

「念珠を縁に、多くの人に仏教が広まりますように」

これは、普段仕事をしていて、ずっとテーマに上げていることです。
言い換えると、自分がゲットした幸せに生きる方法を、皆さんにも知って欲しいということです。

そして、どうやったらそれが実現するかと考えたときに、念珠そのものはいずれ売れなくなっていく。
グローバル化は急速に進み、日本式の念珠もいつまで製造されているかわかりません。

職人さんを抱え、大きな工場を持つ会社とちがい、僕が妻と二人でコツコツ作ることができる念珠の数は限られています。幸せをお裾分けできる人数もその限りということです。

そこで、「念珠✕ソフトウェア」という発想で生まれたのが、知識と技術を伝えることです。

おかげさまで、教室は、独自の個人レッスン、グループレッスン、地域のカルチャースクール、全国のお寺から講師として呼んでいただいたりと、幅広く開催してきました。しかし、現在はそういった教室もまともに開けない状況になってしまい、今後も当面は不安定な状況が続くでしょう。

コンピュータやネット環境の進化はめざましく、昔ではテレビ局や大手企業など大きな資本を持っているところじゃないとできないことが、個人でも工夫次第でいくらでも実現できるようになりました。

そんななか、考え抜いて作った仕組みが今回の「念珠の学校オンライン」です。
公開初日から、早速登録していただいた会員様からは、「疑問が一瞬にして解決しました」「本当に感動です!」と嬉しい声が寄せられています。

もうなんかそれだけで、ここまでやって良かったと安堵しているところです。

でも、本当のスタートはここからです。
さらに幸せを感じてもらえるよう、ますますサービスを充実させなければいけません。

本屋さんの平おきコーナーを見ると、世間が今、何に興味を持っているかがわかります。

「お金」のキーワードが多いですね。
みんなお金に興味があるのです。だから、「お金の増やし方」という情報が一番売れます。

念珠のことを勉強しても残念ながらそれ自体はお金になりません。
もちろん、お金にしたいかたは、上手に作って販売するとか、自分が習得したことをまた別な方に料金を取って教えるということでも良いと思います。

直接お金につながらない念珠の事を勉強したいという方は、とても少ないかもしれません。
それでも、一連ずつ念珠をてわたすよりも、大きな可能性を秘めていますし、今、僕が持っている資産である、念珠の作り方と知識を社会に返して行くときがきたということを感じています。

このプロジェクト自体は小さなステップかもしれませんが、次の時代にも変化していくための過程の一歩です。進むべき方向は間違っていないと思っています。

とにかく、自分のノウハウは最終的にすべてここに蓄積しようと思っています。
将来僕が死んでも、日本から念珠が消えても、令和の時代にはこうやって作っていたらしいとあらゆる形を復元できるくらいのレベルで細かい作り方まで情報を載せていきます。

そうして、受講してくれたみなさんが、念珠って面白いということをきっかけに、生活のなかで少しでも仏教と出会っていけるといいですね。もう、毎日が楽しみでしかたありません。

お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (2)
  • 興味深い (1)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (1)

レインボーフラッグモデルの念珠とセクシャルマイノリティへの想い

「レインボーフラッグ」をご存じでしょうか。

レインボーフラッグ(直訳: 虹の旗、英語: rainbow flag, LGBT pride flag, gay pride flag)はレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と LGBTの社会運動を象徴する旗。1970年代から使用された。フラッグに使われた色は LGBTコミュニティの多様性を表し、LGBT の権利パレードの一種ゲイ・パレード(プライド・パレード)でしばしば見られる。

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」レインボーフラッグ (LGBT)より引用

この度、このレインボーフラッグをモチーフに、6色の石をピックアップして、念珠を作りました。

続きを読む
お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (15)
  • 興味深い (2)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (1)

「念珠の学校」を終えて

昨年11月~年明け1月にかけて、札幌市覚王寺様との協同企画で、全3回の「念珠の学校」が開催されました。大変、有意義かつ画期的な集いになりましたので、ご報告します。

念珠の学校、募集要項についてはこちら↓
https://nagaokanenju.com/blog/archives/2842

続きを読む
お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (5)
  • 興味深い (0)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (2)

「念珠ヤバイ!フツーに面白い!」って、言われる話をしたい。

いよいよ近づいてきました「念珠の学校」。ご存じない方は、まずはこちらをご覧ください。↓

念珠を売る人から、念珠を伝える人へ

念珠作りの教室ということをやり始めたのは今から7,8年は前の事だと思います。すでに、どこが初めてだったのか記憶も曖昧ですし、そもそも、教えるのは今回が初めてという会が改めて設けられたわけではなくて、教室業自体がフェードインだったこともあります。

続きを読む
お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (8)
  • 興味深い (2)
  • 考えさせられる (1)
  • なるほど! (0)

日本石材工業新聞の記事にしていただきました!

先日、宗教学者の内藤理恵子さんとお会いする機会があり、その時のお話しを、ただいま日本石材工業新聞で連載中の記事にしていただきました。

日本石材工業新聞とは

公式サイトでも「石材業界唯一の専門紙です」というキャッチコピーが最初に目に飛び込んできます。60数年の歴史がある業界新聞で、月に2~3回ペースで発行されているそうです。愛知県岡崎市の会社です。

日本石材工業新聞の公式サイトはこちら

墓石店など専門業者以外の方が目にする機会はほとんど無いかもしれませんが、逆に専門店を経営する方なら、知らぬ者なしという存在ですね。

石材と念珠屋に何の関係が?

せっかく会えるなら、その機会に取材をさせて欲しいと聞いて、念珠屋の話題が石材業界の何にお役に立てるのか不思議でした。

記事の切り口はこうです。

これまで当欄では「もっとインターネットを活用しよう」というテーマを取り上げたことがありますが、インターネットで話題になる(俗に言う「バズる」という現象)、そしてその話題が売上に結びつく、という成功事例を示した石材店があまりに少ないのです。
(該当記事の冒頭より抜粋)

そこで、ネットでキャラ立ちしている長岡さんの話を聞きたいということでした。

遊びの延長で

正直自分の中では、売上の為のネット活用というよりは、SNS自体遊びの延長でやっている意識が強く、わざわざ取り上げていただくのはなんだか申し訳ないような気にもなりましたが、改めて書いていただいた記事を読んで、それが逆に良かったのかも知れないとも思っています。

日本石材工業新聞2019年7月25日号
日本石材工業新聞 2019年7月25日号(10面)

筋トレやプロテインの話題を投稿する変わった珠数屋ということでしたが、言われてみれば確かに書いてます。お恥ずかしい。笑

内藤さんは「筋肉キャラ」の一面を拾ってくれましたが、正統派の仏教談義で繋がった方もいますし、料理の話で盛り上がることもあります。最近だと、僕がはまっている中国語の話題で絡んでくれる方もいます。
その他、子どもの話、北海道の話、音楽や楽器のこと、色々のジャンルの出会いもあり、複数のジャンルでかぶってお話し出来る方も多いです。

と、自分のことを書くと、改めて「念珠の事をもっと書けよ!」と心の中で突っ込みました。笑
たまに書きますよ。それも。

一般的な会社に勤めている方でしたら、もちろん仕事は真剣だとは思いますが、その合間で同僚や先輩後輩と仕事のことを話したり、雑談をしたりするのは当たり前だと思うのです。

ところが、社員のいない1人経営者という立場は、当たり前の会話もする相手がいないのです。(幸い、うちの場合は妻とふたりで作業することも多いですが、夫婦というのは良くも悪くも空気のように・・苦笑)

隣のデスクに、「今日も暑いね~。ランチどうする?」と声を掛けるくらいのことを、相手がいないのでSNSに投稿しているというのが、今の姿ですね。

石材業界のみなさまへ

チャレンジすべし!

記事を読んでくださり、もし、「よし、うちもツイッターやるぞ!」等と思い立った方がいましたら、是非チャレンジしていただきたいと思います。その他フェイスブックやインスタなど、それぞれに世界感のクセがありますので、それは使いながら馴染みましょう。

内藤さんの記事は、僕がとてもこれで成功しているように書いてくれましたが、いやらしい話、費用対効果でお金になっているか?といわれましたら、儲かっているわけではありません。

それでも、今までまったくお付き合いのなかった方が、日々のSNS投稿を見ていて、はじめからとても信頼を寄せて仕事を依頼してくれることが増えてきました。これは、すごいことですね。

ネット営業の恩恵

僕も10数年前は会社勤めで仏具の営業をしており、とにかく「お客さんを回って顔をだしてこい」と言われてました。その時に正味、自社商品の説明をしている時間というのはごくわずかで、ほとんどは雑談ですね。そういう意味で、SNSは現代における有効な営業手法かもしれません。

お酒の席やゴルフを通じて仲良くなるのが苦手な僕にとっては、良い時代が来たと思っています。

うちの会社は誰がやる?

そこまでいうと勘の良い経営者ならわかるかと思いますが、ネット利用をパソコンが得意そうな若手に一任というのは、中小企業が失敗しがちな一番ダメなパターンですね。取引先と世間話のひとつも出来ないような若手を、ひとりで接待に行かせることを想像してください。

ツイッター、フェイスブック、インスタなどのSNSは、半日触れば使い方はわかります。しかし、担当者と会社のカラーや戦略が十分伝わるような連携できないなら、役員以上の人が直接やるべきでしょうね。

実際に大手企業でさえ、影響力があるアカウントはほとんどが経営者が直接運営しています。(いやひょっとしたら、実際に書き込んでいるのは社長の影武者かもしれません・・が、それも戦略のうちです)

まとめ

いずれにしても、ネットは打ち出の小槌でもなければ、万能薬でもありません。ただのインフラです。一昔前であれば、事務所に電話やFAX、営業車も用意したというだけで、営業先でなんの話をするか。ネット時代も中身はやっぱり人間ですね。

たぶん、根っからの営業マンというのは昔からそうであるように、接待や対面営業の時間も仕事だという認識はあまりなく、普段仲良くしている人から自然と仕事をもらっているという感覚はあると思います。きっと、ネット戦略も近いことが言えるかもしれません。

その上で、かつての営業マンが靴を磨けと言われたように、SNSのカバー写真は印象的なものを使う、公式サイトはお洒落に見やすく等、ネット特有の好感度アップのポイントはあるでしょうね。

経営全般ということになると、大先輩のみなさまに敵う部分はありませんが、近頃のネット事情ところでは、お話し出来るところがありそうです。

先にこちらのブログにたどり着いた方は、ぜひ、「日本石材工業新聞」(2019年7月25日号)もご覧になってください。

内藤理恵子さん、新刊のおしらせ

この記事を取材、執筆してくださった内藤理恵子さんの新刊がちょうど数日前に発売になりました。

発売前から予約注文していたのですが、このブログを書いている間に、ちょうど届きました!

誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門 単行本(ソフトカバー) – 2019/8/20
内藤 理恵子 (著) ¥1800円+税 日本実業出版社

こちらも楽しみ。これから早速、読ませていただきます。

「哲学」と聞くと、普段縁遠いかたはビビってしまうかも知れませんが、内藤さんの文章は平易な言葉でわかりやすく、いつも読みやすいです。
新刊をパラパラめくると、今回は自前のイラストもたくさん使っていますね。

お近くの書店、または、タイトル『誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門』をネットで検索するとするに販売サイトが見つかります。

お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (6)
  • 興味深い (0)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (0)

NHK文化センター札幌教室(単発講座)

札幌、北海道内の方にご案内です!
残席僅かですので、御希望方は、ぜひお問い合わせください!

女性向け 本水晶念珠
男性向け 紫檀(シタン)

日時

令和元年7月21日(日)
13時~15時

場所

NHK文化センター札幌教室
札幌市中央区大通西4丁目道銀ビル12F
TEL:011-222-5011

概要

数珠を手作りしてみませんか?

今回は、略式数珠(ほとんどの宗派でお使いいただける、ひと輪の数珠)の製作を行います。本格的な編み込みの技術が必要なため、全国的に習える機会はほとんどありません。

葬儀や法事などのフォーマルな場所でも使える形で、女性用は本水晶(透明の水晶)、男性用には紫檀(したん)を使った高級仕様です。房の色は男女ともに定番で使える色で、10色からお選びいただけます。

一からすべて作ると、1回では難しいので、下処理をして製作キットを用意します。

難易度は高めですが、時間内に完成出来るようサポートします。数珠を縁に仏教も嗜みながら、指先に集中し心安らぐ時間を体験してください。

お申し込み、お問合せ、受講費用など詳しいことは、NHK文化センターの公式webサイトごご覧ください。

↓ ↓ ↓

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1178698.html

お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (0)
  • 興味深い (0)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (0)

HOKKAIDO MAKER’S まもなく開催!

北海道メイカーズ

日時 2019.1.19(土)~20(日) [10:00-16:00]
場所 札幌ドーム
入場料 前売り500円 当日600円 両日セット900円(小学生以下無料)
駐車場 1000台(普通車500円)
※前売り券は各プレイガイドにて。イベントについてのお問合せは、北海道メイカーズ事務局(TEL:080-4048-3337 平日10-17時)

冬のモノヴィレッジ

「食」と「ハンドメイド作品」

「冬のモノヴィレッジ」とも称されている今回の北海道メイカーズですが、従来のモノヴィレッジに比べると、「食」の割合が多いそうです。

パン屋さんに、チョコレート、その他たくさんのフードブーズが多く、食べ歩きイベントになりそうですね。

念珠の販売

「食」に関連して、ハンドメイド作品も、テーブルウェアが多いと思うのですが、「バラエティ」というジャンルで、めげずに念珠の販売をしてみたいと思います。

北海道産の木材を削ったまま(素挽き)の状態の玉

初めて札幌ドームのイベントに出店したときには場違いな気がしてとても不安でしたら、以外にも喜んで見ていただけることに味を占め、今回もとても楽しみにしています。

道産木材を使った念珠も、できる限り用意したいと思っています。どこまで用意できるか、残りの期間は時間との闘いです。

2019年新作の、北海道の木ミックス

店主の趣味コーナー

コーナーという程できるかどうかわかりませんが、念珠の端材の木を使って作った念珠以外の商品も、一緒に販売できないかなということを考えています。果たした、そんな時間があるかどうか・・

特典

この記事を最後まで読んでくださった方に、嬉しいお知らせです。
入場料がかかるこちらのイベントですが、ご招待チケットの用意があります。
ほんの数枚ですので、必ず来ていただける方に差し上げたいと思いますので、ご連絡ください。また、ご希望の連絡が多い場合、以前、モノヴィレッジのチケットを送らせていただいたよりも、初めての方を優先する場合がありますので、ご了承ください。

連絡先は、電話、メール、各SNS等、普段使いものでけっこうです。

例年、雪の季節はお寺の法要もオフシーズンで、皆様とお会いする機会がなかったので、この時期のイベント開催、とても楽しみにしています。

お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (12)
  • 興味深い (6)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (0)

むかわ町で腕輪念珠作り

 震災から三ヶ月

今なお残る爪痕

いろいろありすぎて、もうずいぶん前の事のように感じます。

平成30年北海道胆振東部地震 では、広い地域で大変な被害がありました。震源となった厚真町のすぐとなり、むかわ町でも多くの建物に被害があり、お寺も例外ではありません。

この度、お世話になりました法城寺様では、本堂の仏具も壊れて、境内の鐘楼は今なお倒壊したままの痛々しい姿でした。

今年の除夜の鐘は、こうして迎えられたそう。
【法城寺 おおみそかの鐘】完成‼
https://ameblo.jp/hiujouji/entry-12429355102.html

なむ茶カフェ2018

腕念珠作り体験

そんな中、法城寺様にて開催された「なむ茶カフェ2018」のなかで、腕念珠作り体験を開きたいということで、声を掛けて頂きました。

札幌から有志の参加者、地元むかわ町の皆様が合わせて80名以上。当初50名くらいということで準備していたのですが、嬉しい悲鳴でした。

とても順番に説明しきれない人数でしたので、作業前に流れを説明しました。

この度は、お寺からのご要望で、あまり安っぽいものではなく、あるていど良いものを作りたいというご希望で、天然石や唐木を中心に、24種類の玉を用意しました。

24種類の玉からできる無限のデザイン

カラフルに並んだ石を選びながら、目をキラキラさせるのは、どの年代でも同じです。

不思議なもので、たった24種類でも、まったく同じデザインになった人はたぶんいなかったと思うのです。

お子様たちも真剣。とくに女の子は、こだわりの玉選びに時間がかかります。

家族連れで参加してくださったかたも多く、3分の1くらいは小学生以下のお子様でした。

デザインボード

このデザインボードは店主お手製です。
この度は予想以上に申し込みがあったということもあって、前日の夜遅くまで板を削って用意しました。

これを機に100枚ほどの準備ができました。
昨年までの教室では、丸く並べるのが難しかったのですが、これなら完成イメージがわかりやすい好評です。
今年以降開催する教室では使っていきたいと思います。

ピザタイム

念珠が出来あがるころを見計らって、地元バルナヤさんが、大変美味しいピザをたくさん焼いてくれました。
これが、本当においしくて・・。写真? 撮ってる場合じゃありません。笑

まとめ

震災の傷跡とむかわ町の皆様の元気が対照的でした。
お寺を通じて、むかわ町の皆様と楽しい時間を共有できましたこと嬉しく思っています。

この先、大変な道のりであることは、だれもが想像していますが、少しでも復興に近づくよう念じるとともに、少しでも力になれる事があれば提供していきたいと思います。

お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (4)
  • 興味深い (0)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (0)

念珠オンデマンド「最近」念珠屋が考えていること その2

念珠屋は商売になるのか

「よく食って行けますね」

と皮肉を込めて言われることがあります。

結論からいうと、念珠屋だからということではなくて、好きなことをやりながら、小さく食っていく程度ならなんでも商売は成り立つと思います。

文明の利器は非常に強力で、一昔前なら大手企業や専門家にしかできなかった特殊な技術が必要なこと、沢山の経費が必要だったことが、何でも個人用のパソコンでできてしまいます。

インターネットの力は偉大で、膨大な時間と交通費をかけて名刺を配って歩かなくても、莫大な広告費をかけて、テレビCMや新聞の折り込みチラシをいれなくても、このブログも含めて、ウェブサイトやSNSを通じて、多くの人と繋がることができます。

足で営業して、接待と莫大な広告費をかけ、DIYの発想がない世代の方は首をかしげます。

コンテンツマーケティング

近年、ネットを使ってビジネス展開している人なら、当然踏まえている事だと思いますが、コンテンツマーケティングということがしきりに言われています。

ピンとこない人のために簡単に説明しますと、昔のように商品の宣伝、広告を流布するのではなく、ネット上にお客さんが欲しがっている価値ある情報を積み上げていくことで、将来の見込み客を育成するという手法です。

それが流行って何が起きているか。

念珠を扱っている業者は、こぞって念珠に関する知識を何かの本に習って、一生懸命書きまくっているわけです。業界全体で、盛り上がるというのはとても良い傾向だと思うのですが、一方で批判したい部分もあります。

あまり書くと、他社の悪口になりますのでほどほどにしますが、それらの積み上げているコンテンツというのは、内容を理解していると思えない状態のまま、本の丸写しだったり、とても限定的な内容をあたかもそれが全国共通の正式な回答であるかのように書かれていることが多いです。

たとえば宗派による念珠の形の違いというのは、まったく実情と合っていないことが多いです。マナー講師による念珠の扱い方に至っては、目も当てられないこともあります。

これはたぶん念珠だけじゃなくて、情報がカオスになっているこれこそが「ザ・インターネット」の世界なんでしょうけど。

僕が発信したいことは、不確かなことを物知りぶって書きたいわけではなく、念珠のことを追求していくうちに、わかったこと、気づいたことの感動や面白さを共有したいということにあるのです。

ですから、具体的に念珠の事を書くときには「~だったかもしれません」とか、「~と言われることもあります」という逃げた表現が多くなると思いますが、地域、時代、宗派などの歴史や文化を無視して断定出来ることというのは、実はほとんど無いのです。

チャレンジ、チャレンジ、チャレンジ

たまたま浮かんだアイディアひとつで大成功した企業というのは、聞いたことがありません。成功者はみな、信じられないくらいの失敗を重ねた中で、やっとひとつのアタリが出ています。

先代の商売を継いだ方でしたら、完成した利益システムがあると思いますので、そちらに大部分の時間が取られてしまうでしょう。僕の場合は初代ですので、厳しさもありますが、そういうしがらみがありません。

そろそろ、「なかなかものにならんヤツ」というイメージになりつつあるのかもしれませんが、日々、新しい試みへ挑戦する姿勢は変えずに続けようと思っています。

最新のチャレンジは?

念珠オンデマンド

ほら、いよいよ意味がわかりませんね?笑

オンデマンドという言葉自体は、聞いたことがあるかもしれません。テレビやラジオでも、みたい番組を見たいときに見られるシステムをオンデマンド放送なんて呼ばれています。印刷業界でも、オフセットによる大量印刷ではなく、その時に必要な分だけ少部数印刷することをオンデマンド印刷といいます。

念珠も、極小ロットで面白いものが作れないか?という発想が、「念珠オンデマンド」です。

製造業には厳しい多種少量の念珠

念珠というは、すべて手工芸品の様に思っている方が多いと思うのですが、意外にも大量生産品という側面もあります。たしかに手作業の部分は多いとはいえ、大量の流れ作業ということも少なからずあります。

「略式」や「八宗用」と呼ばれている形は、宗教的な理由で進化したものではなく、なるべく同じ形にしてくれた方が、制作、販売のコストダウンができるという業者側の意図しか感じられません。

ただ、そのおかげで一般の人でも簡単に念珠を手にすることができるようになったと考えれば、一概に批判もできないのですけど。

うちのように少人数態勢で1連ずつ手作りをしていても、価格は大人数の大手企業や機械編みで大量生産できるものに引っ張られてしまいます。

仕立作業もそうですが、玉の制作に至っては、5連や10連分の玉を依頼することはコスト的にできないのです。今までは手に入る材料の組み合わせで差別化をはかろうとしましたが、せっかくのアイディアも老舗、大手が同じ事をしたら、それはとても敵いません。

今までに発売した北海道産の木を使ったシリーズも、ある程度数をさばける形にしぼって作りましたが、その1でも書いたように、やはり念珠は「百人百色」。2人目には違う形が欲しいと言われてしまうのです。

たった1連でも・・・

そこで、ここ数年ずっと構想を練ってきたのが、たった1連でも木材から玉をリーズナブルに切り出せないかということです。

今年は、要望通りの機械を作ってくれる企業がみつかり、資金的にもありがたいご縁があり、さらには、自作の工作機械をいくつか組み合わせて、実現率はすでに95%くらいにはなっています。残りの5%は、最終調整というところまで来ました。

これで、本当にオリジナルの念珠を1連分だけ、玉から切り出して作る事が可能になります。しかも従来の念珠の相場の範囲内の価格で作ると言うことも可能になるわけです。まさに、「念珠オンデマンド」です。

北海道の樺の木を使った念珠
お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (21)
  • 興味深い (7)
  • 考えさせられる (0)
  • なるほど! (4)

「最近」念珠屋が考えていること その1

このブログのタイトルは

ブログのタイトルは「念珠屋が考えていること」なんです。

念珠の知識的なコンテンツはまだまだ書き切れないことが大量にありますし、そういうマニアックな読者も沢山いらしゃるようで、今後もチェックして欲しいとは思っています。

でも、たまには悶々と考えていることを徒然書くのもいいかなと思っています。

多くの人が仏教と出遇えますように

念珠だって百人百色

世界は実に多様化していて、念珠というとても極限定された世界だけを見ても、それぞれの方の好みも、念珠を持つ意味も、購入の予算も大きく違います。「十人十色」という言葉は昔からありますが、「百人百色」でも言い過ぎではないと思います。

ですから、「こういうタイプの念珠だけをこだわって作っています」とか、「高級念珠に特化しています」というのは、ビジネススタイルとしてはありかもしれませんが、ビジネスモデルになり得るかというとマーケットが小さすぎるのです。

うちの場合は、こんなのつかって大丈夫なの?って言われるような斬新で派手な念珠も、おじいちゃんが使っていたような古めかしい念珠もつくります。価格でいうと、千円のものもあれば1万円のも10万円のもあります。(100万円クラスはさすがに取り扱ったことがありません。)

安いのは作りが悪いとか、気持ちも値段相応などの理由で安物はダメだという方もいますし、逆に、予算の優先順位が低かったり、道楽で念珠を見せびらかすのはどうなんだということで高いものを嫌う方もいます。

でも、どんな念珠であれ、それが修理であったり、わからないことを相談したいというだけでも、1連の念珠が多くの人を仏教に近づけるご縁になり得ると思っているのです。

お坊さんになれば?

というのは、よく言われることです。

しかし、上座部仏教の長老のように、自身が覚りに近づくこともできなければ、大乗仏教の僧侶のように衆生を導く器量もありません。
親鸞聖人という方が、「非僧非俗(僧侶でも俗人でもない)」と名乗ったのは興味深い表現ではありますが、僕の場合は非僧非俗でもありません。

どう考えても100%俗人でありながら、不思議と「あぁ、ブッダに遇ったな」という実感だけはあるのです。

これは、仏教徒の宣言ではありません。むしろ今でも疑っています。純粋な信仰とは、ちょっと異質の想いです。

またそれは、スピリチュアルな体験を語りたいわけではありません。生きにくい人生をより生きにくく生きていた自分が、仏教との出遇いを境に楽になったのです。

仏教はしばしば薬に例えられますが、良い人生になる特効薬ではありません。抗生物質のように特定の悪いものを取り除く効果もありません。薬で言うなら漢方薬のようもので、長く続けていると、少しずつ体質が改善してくるようなものです。それに漢方薬の種類は千差万別で、どれが自分に合うかも、そう簡単にはわかりません。八万四千とも言われる教えを、そのように感じています。

宗教は飲んでも飲まれるな。そんな風にいつも思っていますので、宗教者には向いていないのです。

軸足

結局、一介の念珠屋がなにができるのかなと考えたときに、念珠を作る、直すということに収束してきます。

楽しくもあり、食うためでもあり、色々なことは試していますが、そこに軸足の置ける大義名分がなければ、いずれ続けるに値しないことになりえます。

思考の途中経過は省略しますが、「なぜこの1連の念珠をお渡しするのか」といえば、表面的には多義的になる場合もありますが、軸足は、「仏教とご縁がありますように」という願いに通じています。

お気軽にボタンを押して応援してください!(SNS等とは連動していません。店主が喜びます!)
  • いいね! (10)
  • 興味深い (4)
  • 考えさせられる (1)
  • なるほど! (0)