近況

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レインボーフラッグモデルの念珠とセクシャルマイノリティへの想い

「レインボーフラッグ」をご存じでしょうか。

レインボーフラッグ(直訳: 虹の旗、英語: rainbow flag, LGBT pride flag, gay pride flag)はレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と LGBTの社会運動を象徴する旗。1970年代から使用された。フラッグに使われた色は LGBTコミュニティの多様性を表し、LGBT の権利パレードの一種ゲイ・パレード(プライド・パレード)でしばしば見られる。

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」レインボーフラッグ (LGBT)より引用

この度、このレインボーフラッグをモチーフに、6色の石をピックアップして、念珠を作りました。

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「念珠の学校」を終えて

昨年11月~年明け1月にかけて、札幌市覚王寺様との協同企画で、全3回の「念珠の学校」が開催されました。大変、有意義かつ画期的な集いになりましたので、ご報告します。

念珠の学校、募集要項についてはこちら↓
https://nagaokanenju.com/blog/archives/2842

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「念珠ヤバイ!フツーに面白い!」って、言われる話をしたい。

いよいよ近づいてきました「念珠の学校」。ご存じない方は、まずはこちらをご覧ください。↓

念珠を売る人から、念珠を伝える人へ

念珠作りの教室ということをやり始めたのは今から7,8年は前の事だと思います。すでに、どこが初めてだったのか記憶も曖昧ですし、そもそも、教えるのは今回が初めてという会が改めて設けられたわけではなくて、教室業自体がフェードインだったこともあります。

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日本石材工業新聞の記事にしていただきました!

先日、宗教学者の内藤理恵子さんとお会いする機会があり、その時のお話しを、ただいま日本石材工業新聞で連載中の記事にしていただきました。

日本石材工業新聞とは

公式サイトでも「石材業界唯一の専門紙です」というキャッチコピーが最初に目に飛び込んできます。60数年の歴史がある業界新聞で、月に2~3回ペースで発行されているそうです。愛知県岡崎市の会社です。

日本石材工業新聞の公式サイトはこちら

墓石店など専門業者以外の方が目にする機会はほとんど無いかもしれませんが、逆に専門店を経営する方なら、知らぬ者なしという存在ですね。

石材と念珠屋に何の関係が?

せっかく会えるなら、その機会に取材をさせて欲しいと聞いて、念珠屋の話題が石材業界の何にお役に立てるのか不思議でした。

記事の切り口はこうです。

これまで当欄では「もっとインターネットを活用しよう」というテーマを取り上げたことがありますが、インターネットで話題になる(俗に言う「バズる」という現象)、そしてその話題が売上に結びつく、という成功事例を示した石材店があまりに少ないのです。
(該当記事の冒頭より抜粋)

そこで、ネットでキャラ立ちしている長岡さんの話を聞きたいということでした。

遊びの延長で

正直自分の中では、売上の為のネット活用というよりは、SNS自体遊びの延長でやっている意識が強く、わざわざ取り上げていただくのはなんだか申し訳ないような気にもなりましたが、改めて書いていただいた記事を読んで、それが逆に良かったのかも知れないとも思っています。

日本石材工業新聞2019年7月25日号
日本石材工業新聞 2019年7月25日号(10面)

筋トレやプロテインの話題を投稿する変わった珠数屋ということでしたが、言われてみれば確かに書いてます。お恥ずかしい。笑

内藤さんは「筋肉キャラ」の一面を拾ってくれましたが、正統派の仏教談義で繋がった方もいますし、料理の話で盛り上がることもあります。最近だと、僕がはまっている中国語の話題で絡んでくれる方もいます。
その他、子どもの話、北海道の話、音楽や楽器のこと、色々のジャンルの出会いもあり、複数のジャンルでかぶってお話し出来る方も多いです。

と、自分のことを書くと、改めて「念珠の事をもっと書けよ!」と心の中で突っ込みました。笑
たまに書きますよ。それも。

一般的な会社に勤めている方でしたら、もちろん仕事は真剣だとは思いますが、その合間で同僚や先輩後輩と仕事のことを話したり、雑談をしたりするのは当たり前だと思うのです。

ところが、社員のいない1人経営者という立場は、当たり前の会話もする相手がいないのです。(幸い、うちの場合は妻とふたりで作業することも多いですが、夫婦というのは良くも悪くも空気のように・・苦笑)

隣のデスクに、「今日も暑いね~。ランチどうする?」と声を掛けるくらいのことを、相手がいないのでSNSに投稿しているというのが、今の姿ですね。

石材業界のみなさまへ

チャレンジすべし!

記事を読んでくださり、もし、「よし、うちもツイッターやるぞ!」等と思い立った方がいましたら、是非チャレンジしていただきたいと思います。その他フェイスブックやインスタなど、それぞれに世界感のクセがありますので、それは使いながら馴染みましょう。

内藤さんの記事は、僕がとてもこれで成功しているように書いてくれましたが、いやらしい話、費用対効果でお金になっているか?といわれましたら、儲かっているわけではありません。

それでも、今までまったくお付き合いのなかった方が、日々のSNS投稿を見ていて、はじめからとても信頼を寄せて仕事を依頼してくれることが増えてきました。これは、すごいことですね。

ネット営業の恩恵

僕も10数年前は会社勤めで仏具の営業をしており、とにかく「お客さんを回って顔をだしてこい」と言われてました。その時に正味、自社商品の説明をしている時間というのはごくわずかで、ほとんどは雑談ですね。そういう意味で、SNSは現代における有効な営業手法かもしれません。

お酒の席やゴルフを通じて仲良くなるのが苦手な僕にとっては、良い時代が来たと思っています。

うちの会社は誰がやる?

そこまでいうと勘の良い経営者ならわかるかと思いますが、ネット利用をパソコンが得意そうな若手に一任というのは、中小企業が失敗しがちな一番ダメなパターンですね。取引先と世間話のひとつも出来ないような若手を、ひとりで接待に行かせることを想像してください。

ツイッター、フェイスブック、インスタなどのSNSは、半日触れば使い方はわかります。しかし、担当者と会社のカラーや戦略が十分伝わるような連携できないなら、役員以上の人が直接やるべきでしょうね。

実際に大手企業でさえ、影響力があるアカウントはほとんどが経営者が直接運営しています。(いやひょっとしたら、実際に書き込んでいるのは社長の影武者かもしれません・・が、それも戦略のうちです)

まとめ

いずれにしても、ネットは打ち出の小槌でもなければ、万能薬でもありません。ただのインフラです。一昔前であれば、事務所に電話やFAX、営業車も用意したというだけで、営業先でなんの話をするか。ネット時代も中身はやっぱり人間ですね。

たぶん、根っからの営業マンというのは昔からそうであるように、接待や対面営業の時間も仕事だという認識はあまりなく、普段仲良くしている人から自然と仕事をもらっているという感覚はあると思います。きっと、ネット戦略も近いことが言えるかもしれません。

その上で、かつての営業マンが靴を磨けと言われたように、SNSのカバー写真は印象的なものを使う、公式サイトはお洒落に見やすく等、ネット特有の好感度アップのポイントはあるでしょうね。

経営全般ということになると、大先輩のみなさまに敵う部分はありませんが、近頃のネット事情ところでは、お話し出来るところがありそうです。

先にこちらのブログにたどり着いた方は、ぜひ、「日本石材工業新聞」(2019年7月25日号)もご覧になってください。

内藤理恵子さん、新刊のおしらせ

この記事を取材、執筆してくださった内藤理恵子さんの新刊がちょうど数日前に発売になりました。

発売前から予約注文していたのですが、このブログを書いている間に、ちょうど届きました!

誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門 単行本(ソフトカバー) – 2019/8/20
内藤 理恵子 (著) ¥1800円+税 日本実業出版社

こちらも楽しみ。これから早速、読ませていただきます。

「哲学」と聞くと、普段縁遠いかたはビビってしまうかも知れませんが、内藤さんの文章は平易な言葉でわかりやすく、いつも読みやすいです。
新刊をパラパラめくると、今回は自前のイラストもたくさん使っていますね。

お近くの書店、または、タイトル『誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門』をネットで検索するとするに販売サイトが見つかります。

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NHK文化センター札幌教室(単発講座)

札幌、北海道内の方にご案内です!
残席僅かですので、御希望方は、ぜひお問い合わせください!

女性向け 本水晶念珠
男性向け 紫檀(シタン)

日時

令和元年7月21日(日)
13時~15時

場所

NHK文化センター札幌教室
札幌市中央区大通西4丁目道銀ビル12F
TEL:011-222-5011

概要

数珠を手作りしてみませんか?

今回は、略式数珠(ほとんどの宗派でお使いいただける、ひと輪の数珠)の製作を行います。本格的な編み込みの技術が必要なため、全国的に習える機会はほとんどありません。

葬儀や法事などのフォーマルな場所でも使える形で、女性用は本水晶(透明の水晶)、男性用には紫檀(したん)を使った高級仕様です。房の色は男女ともに定番で使える色で、10色からお選びいただけます。

一からすべて作ると、1回では難しいので、下処理をして製作キットを用意します。

難易度は高めですが、時間内に完成出来るようサポートします。数珠を縁に仏教も嗜みながら、指先に集中し心安らぐ時間を体験してください。

お申し込み、お問合せ、受講費用など詳しいことは、NHK文化センターの公式webサイトごご覧ください。

↓ ↓ ↓

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1178698.html

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HOKKAIDO MAKER’S まもなく開催!

北海道メイカーズ

日時 2019.1.19(土)~20(日) [10:00-16:00]
場所 札幌ドーム
入場料 前売り500円 当日600円 両日セット900円(小学生以下無料)
駐車場 1000台(普通車500円)
※前売り券は各プレイガイドにて。イベントについてのお問合せは、北海道メイカーズ事務局(TEL:080-4048-3337 平日10-17時)

冬のモノヴィレッジ

「食」と「ハンドメイド作品」

「冬のモノヴィレッジ」とも称されている今回の北海道メイカーズですが、従来のモノヴィレッジに比べると、「食」の割合が多いそうです。

パン屋さんに、チョコレート、その他たくさんのフードブーズが多く、食べ歩きイベントになりそうですね。

念珠の販売

「食」に関連して、ハンドメイド作品も、テーブルウェアが多いと思うのですが、「バラエティ」というジャンルで、めげずに念珠の販売をしてみたいと思います。

北海道産の木材を削ったまま(素挽き)の状態の玉

初めて札幌ドームのイベントに出店したときには場違いな気がしてとても不安でしたら、以外にも喜んで見ていただけることに味を占め、今回もとても楽しみにしています。

道産木材を使った念珠も、できる限り用意したいと思っています。どこまで用意できるか、残りの期間は時間との闘いです。

2019年新作の、北海道の木ミックス

店主の趣味コーナー

コーナーという程できるかどうかわかりませんが、念珠の端材の木を使って作った念珠以外の商品も、一緒に販売できないかなということを考えています。果たした、そんな時間があるかどうか・・

特典

この記事を最後まで読んでくださった方に、嬉しいお知らせです。
入場料がかかるこちらのイベントですが、ご招待チケットの用意があります。
ほんの数枚ですので、必ず来ていただける方に差し上げたいと思いますので、ご連絡ください。また、ご希望の連絡が多い場合、以前、モノヴィレッジのチケットを送らせていただいたよりも、初めての方を優先する場合がありますので、ご了承ください。

連絡先は、電話、メール、各SNS等、普段使いものでけっこうです。

例年、雪の季節はお寺の法要もオフシーズンで、皆様とお会いする機会がなかったので、この時期のイベント開催、とても楽しみにしています。

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むかわ町で腕輪念珠作り

 震災から三ヶ月

今なお残る爪痕

いろいろありすぎて、もうずいぶん前の事のように感じます。

平成30年北海道胆振東部地震 では、広い地域で大変な被害がありました。震源となった厚真町のすぐとなり、むかわ町でも多くの建物に被害があり、お寺も例外ではありません。

この度、お世話になりました法城寺様では、本堂の仏具も壊れて、境内の鐘楼は今なお倒壊したままの痛々しい姿でした。

今年の除夜の鐘は、こうして迎えられたそう。
【法城寺 おおみそかの鐘】完成‼
https://ameblo.jp/hiujouji/entry-12429355102.html

なむ茶カフェ2018

腕念珠作り体験

そんな中、法城寺様にて開催された「なむ茶カフェ2018」のなかで、腕念珠作り体験を開きたいということで、声を掛けて頂きました。

札幌から有志の参加者、地元むかわ町の皆様が合わせて80名以上。当初50名くらいということで準備していたのですが、嬉しい悲鳴でした。

とても順番に説明しきれない人数でしたので、作業前に流れを説明しました。

この度は、お寺からのご要望で、あまり安っぽいものではなく、あるていど良いものを作りたいというご希望で、天然石や唐木を中心に、24種類の玉を用意しました。

24種類の玉からできる無限のデザイン

カラフルに並んだ石を選びながら、目をキラキラさせるのは、どの年代でも同じです。

不思議なもので、たった24種類でも、まったく同じデザインになった人はたぶんいなかったと思うのです。

お子様たちも真剣。とくに女の子は、こだわりの玉選びに時間がかかります。

家族連れで参加してくださったかたも多く、3分の1くらいは小学生以下のお子様でした。

デザインボード

このデザインボードは店主お手製です。
この度は予想以上に申し込みがあったということもあって、前日の夜遅くまで板を削って用意しました。

これを機に100枚ほどの準備ができました。
昨年までの教室では、丸く並べるのが難しかったのですが、これなら完成イメージがわかりやすい好評です。
今年以降開催する教室では使っていきたいと思います。

ピザタイム

念珠が出来あがるころを見計らって、地元バルナヤさんが、大変美味しいピザをたくさん焼いてくれました。
これが、本当においしくて・・。写真? 撮ってる場合じゃありません。笑

まとめ

震災の傷跡とむかわ町の皆様の元気が対照的でした。
お寺を通じて、むかわ町の皆様と楽しい時間を共有できましたこと嬉しく思っています。

この先、大変な道のりであることは、だれもが想像していますが、少しでも復興に近づくよう念じるとともに、少しでも力になれる事があれば提供していきたいと思います。

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念珠オンデマンド「最近」念珠屋が考えていること その2

念珠屋は商売になるのか

「よく食って行けますね」

と皮肉を込めて言われることがあります。

結論からいうと、念珠屋だからということではなくて、好きなことをやりながら、小さく食っていく程度ならなんでも商売は成り立つと思います。

文明の利器は非常に強力で、一昔前なら大手企業や専門家にしかできなかった特殊な技術が必要なこと、沢山の経費が必要だったことが、何でも個人用のパソコンでできてしまいます。

インターネットの力は偉大で、膨大な時間と交通費をかけて名刺を配って歩かなくても、莫大な広告費をかけて、テレビCMや新聞の折り込みチラシをいれなくても、このブログも含めて、ウェブサイトやSNSを通じて、多くの人と繋がることができます。

足で営業して、接待と莫大な広告費をかけ、DIYの発想がない世代の方は首をかしげます。

コンテンツマーケティング

近年、ネットを使ってビジネス展開している人なら、当然踏まえている事だと思いますが、コンテンツマーケティングということがしきりに言われています。

ピンとこない人のために簡単に説明しますと、昔のように商品の宣伝、広告を流布するのではなく、ネット上にお客さんが欲しがっている価値ある情報を積み上げていくことで、将来の見込み客を育成するという手法です。

それが流行って何が起きているか。

念珠を扱っている業者は、こぞって念珠に関する知識を何かの本に習って、一生懸命書きまくっているわけです。業界全体で、盛り上がるというのはとても良い傾向だと思うのですが、一方で批判したい部分もあります。

あまり書くと、他社の悪口になりますのでほどほどにしますが、それらの積み上げているコンテンツというのは、内容を理解していると思えない状態のまま、本の丸写しだったり、とても限定的な内容をあたかもそれが全国共通の正式な回答であるかのように書かれていることが多いです。

たとえば宗派による念珠の形の違いというのは、まったく実情と合っていないことが多いです。マナー講師による念珠の扱い方に至っては、目も当てられないこともあります。

これはたぶん念珠だけじゃなくて、情報がカオスになっているこれこそが「ザ・インターネット」の世界なんでしょうけど。

僕が発信したいことは、不確かなことを物知りぶって書きたいわけではなく、念珠のことを追求していくうちに、わかったこと、気づいたことの感動や面白さを共有したいということにあるのです。

ですから、具体的に念珠の事を書くときには「~だったかもしれません」とか、「~と言われることもあります」という逃げた表現が多くなると思いますが、地域、時代、宗派などの歴史や文化を無視して断定出来ることというのは、実はほとんど無いのです。

チャレンジ、チャレンジ、チャレンジ

たまたま浮かんだアイディアひとつで大成功した企業というのは、聞いたことがありません。成功者はみな、信じられないくらいの失敗を重ねた中で、やっとひとつのアタリが出ています。

先代の商売を継いだ方でしたら、完成した利益システムがあると思いますので、そちらに大部分の時間が取られてしまうでしょう。僕の場合は初代ですので、厳しさもありますが、そういうしがらみがありません。

そろそろ、「なかなかものにならんヤツ」というイメージになりつつあるのかもしれませんが、日々、新しい試みへ挑戦する姿勢は変えずに続けようと思っています。

最新のチャレンジは?

念珠オンデマンド

ほら、いよいよ意味がわかりませんね?笑

オンデマンドという言葉自体は、聞いたことがあるかもしれません。テレビやラジオでも、みたい番組を見たいときに見られるシステムをオンデマンド放送なんて呼ばれています。印刷業界でも、オフセットによる大量印刷ではなく、その時に必要な分だけ少部数印刷することをオンデマンド印刷といいます。

念珠も、極小ロットで面白いものが作れないか?という発想が、「念珠オンデマンド」です。

製造業には厳しい多種少量の念珠

念珠というは、すべて手工芸品の様に思っている方が多いと思うのですが、意外にも大量生産品という側面もあります。たしかに手作業の部分は多いとはいえ、大量の流れ作業ということも少なからずあります。

「略式」や「八宗用」と呼ばれている形は、宗教的な理由で進化したものではなく、なるべく同じ形にしてくれた方が、制作、販売のコストダウンができるという業者側の意図しか感じられません。

ただ、そのおかげで一般の人でも簡単に念珠を手にすることができるようになったと考えれば、一概に批判もできないのですけど。

うちのように少人数態勢で1連ずつ手作りをしていても、価格は大人数の大手企業や機械編みで大量生産できるものに引っ張られてしまいます。

仕立作業もそうですが、玉の制作に至っては、5連や10連分の玉を依頼することはコスト的にできないのです。今までは手に入る材料の組み合わせで差別化をはかろうとしましたが、せっかくのアイディアも老舗、大手が同じ事をしたら、それはとても敵いません。

今までに発売した北海道産の木を使ったシリーズも、ある程度数をさばける形にしぼって作りましたが、その1でも書いたように、やはり念珠は「百人百色」。2人目には違う形が欲しいと言われてしまうのです。

たった1連でも・・・

そこで、ここ数年ずっと構想を練ってきたのが、たった1連でも木材から玉をリーズナブルに切り出せないかということです。

今年は、要望通りの機械を作ってくれる企業がみつかり、資金的にもありがたいご縁があり、さらには、自作の工作機械をいくつか組み合わせて、実現率はすでに95%くらいにはなっています。残りの5%は、最終調整というところまで来ました。

これで、本当にオリジナルの念珠を1連分だけ、玉から切り出して作る事が可能になります。しかも従来の念珠の相場の範囲内の価格で作ると言うことも可能になるわけです。まさに、「念珠オンデマンド」です。

北海道の樺の木を使った念珠
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「最近」念珠屋が考えていること その1

このブログのタイトルは

ブログのタイトルは「念珠屋が考えていること」なんです。

念珠の知識的なコンテンツはまだまだ書き切れないことが大量にありますし、そういうマニアックな読者も沢山いらしゃるようで、今後もチェックして欲しいとは思っています。

でも、たまには悶々と考えていることを徒然書くのもいいかなと思っています。

多くの人が仏教と出遇えますように

念珠だって百人百色

世界は実に多様化していて、念珠というとても極限定された世界だけを見ても、それぞれの方の好みも、念珠を持つ意味も、購入の予算も大きく違います。「十人十色」という言葉は昔からありますが、「百人百色」でも言い過ぎではないと思います。

ですから、「こういうタイプの念珠だけをこだわって作っています」とか、「高級念珠に特化しています」というのは、ビジネススタイルとしてはありかもしれませんが、ビジネスモデルになり得るかというとマーケットが小さすぎるのです。

うちの場合は、こんなのつかって大丈夫なの?って言われるような斬新で派手な念珠も、おじいちゃんが使っていたような古めかしい念珠もつくります。価格でいうと、千円のものもあれば1万円のも10万円のもあります。(100万円クラスはさすがに取り扱ったことがありません。)

安いのは作りが悪いとか、気持ちも値段相応などの理由で安物はダメだという方もいますし、逆に、予算の優先順位が低かったり、道楽で念珠を見せびらかすのはどうなんだということで高いものを嫌う方もいます。

でも、どんな念珠であれ、それが修理であったり、わからないことを相談したいというだけでも、1連の念珠が多くの人を仏教に近づけるご縁になり得ると思っているのです。

お坊さんになれば?

というのは、よく言われることです。

しかし、上座部仏教の長老のように、自身が覚りに近づくこともできなければ、大乗仏教の僧侶のように衆生を導く器量もありません。
親鸞聖人という方が、「非僧非俗(僧侶でも俗人でもない)」と名乗ったのは興味深い表現ではありますが、僕の場合は非僧非俗でもありません。

どう考えても100%俗人でありながら、不思議と「あぁ、ブッダに遇ったな」という実感だけはあるのです。

これは、仏教徒の宣言ではありません。むしろ今でも疑っています。純粋な信仰とは、ちょっと異質の想いです。

またそれは、スピリチュアルな体験を語りたいわけではありません。生きにくい人生をより生きにくく生きていた自分が、仏教との出遇いを境に楽になったのです。

仏教はしばしば薬に例えられますが、良い人生になる特効薬ではありません。抗生物質のように特定の悪いものを取り除く効果もありません。薬で言うなら漢方薬のようもので、長く続けていると、少しずつ体質が改善してくるようなものです。それに漢方薬の種類は千差万別で、どれが自分に合うかも、そう簡単にはわかりません。八万四千とも言われる教えを、そのように感じています。

宗教は飲んでも飲まれるな。そんな風にいつも思っていますので、宗教者には向いていないのです。

軸足

結局、一介の念珠屋がなにができるのかなと考えたときに、念珠を作る、直すということに収束してきます。

楽しくもあり、食うためでもあり、色々なことは試していますが、そこに軸足の置ける大義名分がなければ、いずれ続けるに値しないことになりえます。

思考の途中経過は省略しますが、「なぜこの1連の念珠をお渡しするのか」といえば、表面的には多義的になる場合もありますが、軸足は、「仏教とご縁がありますように」という願いに通じています。

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念珠のお話しと音楽と。南幌町妙華寺様にて

2018年、今年の秋のお彼岸は、南幌町の妙華寺様にご縁を頂いておりました。

「讃仏偈(さんぶつげ)」のお勤めのあと、貴重なお時間をお借りし、前半は念珠のお話し、そして後半は音楽をお届けしました。

念珠のお話し

私はこうして念珠屋になった

念珠を購入するためには、仏壇店や葬儀屋さん、デパートや宝石店など色々なところで取り扱いがありますが、「念珠店」と銘打って商売をしている企業はとても少ないのです。

本場京都以外では、各宗派のご本山の近くにはありますが、それ以外となると数えるほどしかありません。ましてや北海道の人は、自分の知り合いで念珠屋という人には会ったことがないことがほとんどです。

ですから、なぜ念珠屋なのか、どうやって念珠屋になったのか、それだけでも、しばらく話題が持つくらいよく聞かれることなのです。

ひとことで、ご縁あって・・とは言っても、それは話せば長くなりますが、今回はかいつまんで、お話ししました。

この件について、詳しく知りたい方は、以前の記事をご覧ください。(長いです。すごく・・)

お西さんの念珠

妙華寺様は、浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。

念珠は、宗派ごとに違うらしい、ということをなんとなく知っていても、ご自身の宗派でどういう念珠を選べば良いのかというのは意外とスッキリしていない事が多いです。

実は、本願寺派では、一般の方については特にルールがないということ、それでも、「お西さんらしい念珠」という習慣があること等をお話ししました。

地域には地域の習慣、お寺毎の習慣、そして家庭の習慣ということもありますので、それを無視することはできません。

また、ちょっとした勘違いが定着してまるで決まり事のようになっているというパターンもあり、念珠選びは、ご本人の環境や立場をよく考えて選んだ方が良い場合もあります。

念珠を縁として

最後に、「念珠を縁として、多くの方に仏教に遇って欲しい」というお話をしました。

遠回りかもしれませんが、その為の活動も少しずつ多方面に広げながら試行錯誤中です。

新しいアイディアやあらゆる決断をしなければならないとき、その基本に立ち返り、確認するようにしています。

音楽の時間

仏教を意識して

自分なりの解釈にはなりますが、仏教に出逢って感じた事を歌詞に乗せたオリジナルソング。そして歌謡曲も少々。

隠し芸

水道管の塩ビパイプに穴をあけて作った横笛。アイリッシュフルートをモデルに作っています。

本願寺派のお寺で必ず謳われる、「恩徳讃」の新譜バージョン。そして、仏教賛歌の「念仏」を演奏しました。

反省

実は、1週間ほど前に風邪を引きまして・・

僕はもともと喘息体質で、以前は一年の半分以上咳をしていたような頃もあったのですが、今では、色々と対処法もわかり上手く付き合えるようになりました。

とはいえ、一度風邪を引いてしまうと、その後、当分は咳が抜けない状況が続いてしまいます。今回もそのパターンで、お話しも歌の途中でもゲホゲホとムセたり、声が潰れてしまったり、大変、聞き苦しい発表になってしまいました。

大事な機会に良いコンディションを持ってこられない、なにより自己管理というところで、反省しています。

こういうことは初めてではないので、歌わずに、楽器演奏だけにしようかということはギリギリまで迷ったのですが、2曲目以降、全部同じにしか聞こえず皆さんスヤスヤ・・ということを考えると、やはり無理して歌う選択をしてしまいました。

それも含めて、実力なんだろうなというところです。
聞き苦しい演奏ではありましたが、最後までお付き合いいただいた皆さんには感謝しております。ありがとうございました。

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