うんちく

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数珠の玉はなぜ108個か。

念珠(数珠)の玉の数って気にしたことありますか?
念珠の形というのは大昔から実にたくさんの種類があり、玉の数もそれぞれです。

108は最勝

最勝ってなんだ

「最勝」を辞書で引くと「最もすぐれていること。」と出てきます。もともと仏教的な表現なようで、お経の注釈本などには、最勝という表現をしばしば見かけます。

要するに、108個の玉で作った念珠が一番いいということは、よく言われるのですが、いったいなぜ、108が良いのでしょうか。

実際、108個あるの?

お手持ちの念珠の玉の数を数えてみてください。

ちょうど108個だったという方はまずいないと思います。
本連であれば108以上あるでしょうし、片手の略式でしたら30個前後という方が多いかと思います。

では、何が108個かといいますと、俗にいう「主玉(おもだま)」の部分が本連の場合、108個で作ります。

数珠関連の経典もいろいろありますが、具体的には『数珠功徳経(じゅずくどくきょう)』、『陀羅尼集経(だらにじっきょう)』、『金剛頂瑜伽念誦経(こんごうゆがねんんじゅきょう)』・・等々。

(余談ですが「瑜伽(ゆが)」って変な言葉だなと思ったら、これが「ヨガ」の音訳なんですね。)

これらのお経のなかで、とにかく108が良いということが書かれているので、それに倣って、古代の人はそれぞれの地元で採れる堅い木の実や石等に穴をあけ、108個連ねたのだと思います。

108の意味するところ

108の由来には多くの俗説も

108の由来としては、経典によるものから、明らかに俗説だろうというものまで色々あります。
インチキ臭い俗説も、話のネタとしては面白いので書いておきます。

四苦八苦(しくはっく)って言いますよね?
4✕9(しく)=36、8✕9(はっく)=72、合わせると108の苦しみ。
誰が最初に思いついたかわかりませんが、ネタにしては上手すぎる。
でも、やはり言葉遊びでしょうね。

こんなのもあります。
冬至、夏至、立春等の暦の言葉は時候の挨拶によく出てきます。これらは二十四節気(にじゅうしせっき)といい、さらに細かくわけた七十二侯(しちじゅうにこう)というものがあります。1年の12ヶ月、そしてこの24と72を合わせると108という説もあります。
暦と季節が好きな中国文化と日本文化らしい発想で、綺麗にまとまりましたが、仏教的な根拠は見当たらず、これも俗説だろうと思います。

仏教の108とは?

少し仏教に興味のある人でしたら「108は煩悩の数」というのも聞いたことがあると思います。除夜の鐘も108回鳴らしますね。

煩悩と言いますから、したいこと、欲しいもの、腹が立つこと、かなしいこと・・・毎日足していったら、108で足りるでしょうか。僕は足りませんよ。
語弊を恐れず言ってしまえば、「108個」ではなく、「108種類」の煩悩という方が良いかもしれません。経典等を拠り所とした信憑性のある数え方でも、細かく言えば実にたくさんの説明がありますが、ここではいくつかピックアップしてみたいと思います。

上座部仏教では、見惑(けんわく)が88,思惑(しわく)が10、それに十纏(じってん)を加えて、108とします。見惑とは自分で判断してしまうがゆえに迷うことです。思惑とは善悪はわかっているけど情に流されてしまうことです。 十纏とは、自分にまとわりつく根本的な煩悩です。

日本の伝統仏教は大乗仏教ですから、こちらはよく知られています。
六根(五感+心)が、良い、悪い、どちらでもないの3パターン感じます。それには浄(きよらか)、染(よごれている)の2パターンがあり、さらにそれは現在、過去、未来の3パターン。
よって、6✕3✕2✕3=108パターンの煩悩になるというのです。

半分の54にも深い意味があります。
「菩薩」は修行の末、将来は「如来」となるわけですが、その菩薩の修行の段階が54あるといいます。人は生まれながらにして54の仏性(如来と変わらない本性)を持っていると考える宗旨では、煩悩で見えない54の仏性を54段階の修行で磨いて行くので、合わせると108になるのです。
古い文献を漁ると、弘法大師の時代にはすでに54玉の念珠を二つ合わせて108にしていたようで、54✕2=108という説も、日本では古くから言い伝えられたいたようです。

※いずれの説明も言葉はなるべくかみ砕いてますので、正式な用語を知りたい方は、仏教関連の書籍などを参照してください。

インド人は数字がお好き

仏教のお話しの中には、たくさんの数字が出てきます。インド人は数学に長けているというのは現代でもよく言われますが、古代のインド人も数字が得意だったんでしょうね。「ゼロ」を発明したとも言われています。一、十、百、千、万、億、兆・・・のずっと先は、ほとんど仏教由来の言葉です。

数学の話になると、仏教も10進法だけで発展したとしたら108というのはとても中途半端な数なのです。
この108というのはハミング数といって60のべき乗の数で割りきれることから、時間のように60で一桁繰り上がる60進法を扱うのに都合がよいということが知られています。
60進法の歴史を辿れば、謎多きシュメール人にまで遡りますが、後にバビロニア、そしてヨーロッパや世界に広まり、私たち日本もごく当たり前に時間は60進法を使っています。

ひょっとしてお釈迦様は、世界中の人に馴染みやすく、意味づけをしやすい数字ということで108という数字を知っていて、狙って設定されたのかもしれない・・・というのは108%想像のロマンチックな話です。

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「正しい念珠」それってホント?

お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。

お寺、お墓や納骨堂、各家庭の仏壇など、それぞれに綺麗にしてお盆を迎えられた事かと思います。

正しい念珠とは?

正式な念珠、正しい持ち方、念珠の本当の意味・・・

皆さんご存じですか?

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念珠作りの道具 その2

前投稿の「念珠作りの道具 その1」はいかがでしたか。
その1のご感想はわかりませんが、めげずに「その2」に続きたいと思います。

念珠の道具

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念珠作りの道具 その1

念珠の作り方というのは、なかなか関心が高いようです。

大きな会社になると、高度な機械や、大きな組紐台なんかを使っている場合もありますが、長岡念珠店では拍子抜けするほど、簡単なものしか使っておりません。

完成品を買う方にはまったく必要のない話題かも知れませんが、どうやらこのブログの読者のみなさんはとてもマニアックなかたが多いようですので、普段、どんな道具を使っているか紹介してみます。

念珠の道具

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念珠が無料でもらえる?その深意とは。(後編)

引き続きありがとうございます。

念珠がなぜ無料でもらえるのか。そのプロジェクトに掛ける想いを、前半ではかなり引っ張って、仏教の話からきっかけを与えてくれたクリス・アンダーソン氏の話まで書きました。

前半部分が気になる方は、こちらも↓お読みください。

念珠が無料でもらえる?その深意とは。(前編)

この(後編)では、いよいよ具体的な念珠の話を書いていきます。

念珠が無料になる?

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念珠が無料でもらえる?その深意とは。(前編)

この度、『不要な念珠を回収します&無料で差し上げます』というプロジェクトを立ち上げました。

前代未聞の切り口に、多くの方が、様々な立場からご意見を寄せていただき、大変有り難いことです。

この件に関しては特設サイトを設置していますので、なんの事だかわからないというかたは、まずは、こちらをご覧ください。

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こんなときに数珠を買う!

「念珠と言われても、今は特に何もないのにねぇ・・」
「数珠っていつ買う物なの?」
「用意しておかないと・・とは思うんだけどね。」

普段の会話の中でよく聞かれることです。

身内が亡くなった、または亡くなりそうだから慌てて・・というのは、説明するまでもなく良い買い物ができないということは、今までの記事でも何度もお話ししてきました。

念珠を買うきっかけ

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真珠のネックレスは数珠になるか?

古い真珠のネックレスを念珠にしたい!

実はこれ、非常に多い合わせです。

お母さんからもらったけど、使うことなく長年しまいっぱなし・・
「そうだ、念珠にすれば、使えるかも・・!」というパターンです。

結論からいいますと、おすすめしません。

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念珠の開眼供養は必要ですか?

念珠をご購入する際に、「開眼供養はした方がいいんですか?」という質問を受けることがあります。

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念珠が1万円! 高い? or 安い?

「念珠って、いくらくらいで買えるの?」

お客さんとしてではなく、別なところで知り合った人によく聞かれる質問です。

これはなかなか難しい質問です。

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