作り方

ブレス念珠作り教室 無事終了しました

ブレス念珠作り教室が、おかげ様で無事終了しました。

前回は制作重視で目いっぱいの時間を使ったのですが、今回のブレス念珠は制作自体にさほど時間がかからないので、少々念珠についてのお話をさせていただきました。

会議風にプロジェクターをセッティング。

そもそも念珠とはどういうものか、パワーストーンとの違い、長岡念珠店が考える念珠の未来についてを早足にはなりましたが、10分ほどお話ししました。

皆さん神妙な表情で聞いていただき、早く作りたいと気持ちがはやる中、余計なお世話だったかしらと心配になりました。それでも、事後のアンケートではお話も良かったという評価をいただきホッとしています。(社交辞令もあるかもしれませんが・・苦笑)
仏教用語なんかは、読みずらいことが多いので、ルビを振るなどもうちょっと配慮があってもよさそうですね。まだまだ改良の余地はありそうです。

カラフルな天然石や、唐木の玉をたくさん用意しました。
天然と言っても、原石を削り出したままというのは現在はほとんど流通していませんので、念珠に使われるような玉はある程度の手が加えられて発色を良くしたり、色見を揃えたりしてある素材です。

なかには粗悪なものになると、後からインクを染み込ませて染色しているものもあり、腕輪にすると色落ちして肌や袖につくことがありますので、そういったものは含まれていません。ご自身で素材を求められる時にはご注意ください。

サンプルを試着したらそれぞれのサイズをきめて、必要な個数の玉を集めます。

じつは、この作業が、制作自体よりも時間がかかるところです。また、一番楽しいところでもあります。
それぞれの想いで、配列を考えたり、色を比べたりしながら選んでらっしゃいました。最初のお話でも少し触れましたが、この選び方自体は自分なりにどんな理由を付けても良いと思います。こんなところを入り口に、少しでも仏教やお寺に興味を持っていただき、身近に感じていただけるようになれば嬉しく思っています。

規則正しい配列を考えると自分のサイズを合わせるのが意外と難しいものです。
シリコンゴムを通す作業です。ちょっと知っていれば簡単な作業ですし、材料のゴムも高いものではないので、日常的に身に付けているかたは是非習得して自分で直せるようになるといいですね。

ワイワイと素材を選んでいた時とは一転して、集中モードにはいりました。笑

写経や瞑想などのように集中することでリラクゼーションを得るということは、脳科学の先生のお話でも聞いたことがあります。こうやって黙々と玉を通す作業も同じような効果があるのかなという気がしています。

「お友達を誘いたい」という声が多く、なかなか場所と時間のご都合を合わせていくのが難しいのですが、大変うれしいお申し出です。一度に、すべての方に合わせるのは難しいのですが、たくさんの方とご縁が結べるよう、今後も続けていきたいと思っています。

次回は是非と思っている方は、ブログやフェイスブック等、チェックしてくださいね。
グループで何人かあつまるのではあれば、出張開催も可能です。お気軽にご相談ください。

んー、次の教室は二輪念珠を作ろうかしら・・・

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『念珠作り教室』一般公開講座

 

熟練の技術が必要と言われてきた軸編みを伴う念珠を、どなたでも制作体験していただけます。
専門店ならではの高品質な本水晶を贅沢に使いますので、製作体験を堪能できることはもちろんのこと、出来上がった念珠もご自身で修理をしながら末永くお使いいただけます。
春寒の朝。心静かな時間を過ごしませんか。

【日時】
平成29年2月18日(土)
9:30~11:30

【場所】
札幌市厚別区民センター 小会議室
地下鉄「新さっぽろ駅」出口②番
札幌市厚別区厚別中央1条5丁目3-14

【参加費】
4000円(税込)材料代を含む

【制作品】
写真のような女性向けの本水晶の単念珠を制作します。日蓮宗系以外では広く略式として普及している形です。それぞれのご宗旨があるかと思いますが、今回は他の形は作ることができませんので、ご了承ください。房の色は数種類ご用意しますので、お好みのものをお選びください。

【定員】20名(申し込み多数の場合、先着順)

【申し込み】
電話、FAX、メール、各SNSメッセージ等、手段は問いません。
お名前、連絡先(連絡が取りやすい方法)をお知らせください。

長岡念珠店
Tel/Fax:011-389-6772
携帯:090-1305-4148
shop@nagaokanenju.com

 

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念珠を作れるようになりたいあなたへ

念珠屋をやっていると、念珠の作り方を教えてほしいという方が、一定のペースでいらっしゃいます。

多方面から声をかけていただき、念珠の作り方教室は過去にもたくさんやらせていただいております。今までは、お寺の婦人会や子ども会、学校やサークル等からの依頼を受けての開催が多かったのですが、今後は、どなたでも参加できる環境で開くことを検討しています。

僕の個人的な考えではありますが、特別な職人芸と違い、念珠の仕立てというのは、やり方さえわかればどなたでもできるものだと思っています。しかし、閉鎖的な業界の雰囲気もあり、その技術は広く伝えられることなく、ブランディングどころか、仏具業界、敷いては仏教会全体が衰退する中、こと念珠業界に限っても、わが首を絞めるよな状況になっているように見えます。

今まで念珠屋を続けてきて、お金では決して得ることのできないノウハウを積み上げてきました。今なお完成することはなく、研究、改良を重ねている部分はたくさんあります。ある時、このノウハウを保存するということ考え始めました。単に文章や図解、もしくは写真や動画等デジタルメディアを使って残す方法もあります。たしかに、それで記録できる部分もありますが、新たに念珠を作るたび、直すたびにそれでは上手くいかないイレギュラーな事態に出くわします。しかも模範解答は時代とともに変化します。洋服の仕立てを想像していただくとわかりやすいでしょうか。流行のデザインは言うまでもなく、伝統的なスタイルであっても時代と共に正解は微妙に変化していきます。

長らく、「正しい念珠」を模索してきましたが、それこそ仏教がいうところの執着であって、正誤を測る物差しを持つこと自体がつまらないことだと気づき始めました。

意外に思う方も多いかもしれませんが、念珠の仕立て方や材料も「正しい念珠」、「普通の念珠」の定義も、時代とともに移り変わっています。ですから、「これが正式」と細かい設定をするのは、非常に偏った見解だと思うのです。そういう生き物のような念珠のノウハウを残すには「保存」ではなく、「遺伝」させるしかないように思うのです。

そんなことから、多くの方と積み重ねたノウハウを共有し、念珠に親しんでくれる方が増えないものかと考え始めたわけです。そういう理由から行く末は、ある程度本格的な技術継承できるような内容にしたいとは思っています。もちろん楽しんで続けられることは大前提ですが。

まずは、札幌での開催を目指しています。1回で作り切りの体験型もいいでしょうし、じっくり回を重ねていく継続型でもいいでしょうし、会場や開催日時、告知方法などを練っているところです。

もし、この記事をご覧になって、参加してみたいという方がいらっしゃたらご連絡いただけると嬉しいです。より、集まりやすい方法を相談させていただいたり、場合によっては企画段階からご協力を請うかもしれません。
どうぞ、些細なことでも遠慮なくご連絡ください。皆様とお会いできること楽しみにしています。

長岡念珠店 お問い合わせ先メール
shop@nagaokanenju.com

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江別市選教寺様 一如の会にて

13日は地元江別市の選教寺様に伺っておりました。江別の中心部にある真宗大谷派のお寺です。
毎月行われている「一如の会」という熱心なご婦人方の勉強会にて、腕輪念珠作り教室をやらせていただきました。
腕輪念珠を作るというのは、結構お寺関係の行事では定番の出し物ではありますが、今回は少し時間にも余裕がありましたので、作り方だけの解説ではなく念珠についてのお話もさせて頂きました。

職人としての技術面で、こういうご依頼はもちろん嬉しいのですが、念珠のプロフェッショナルとして、単に作り方の問題だけでなく、仏教を通じた念珠の意義、心持というところから、素材について、また本には書いていない念珠業界の現状などについても皆様に知っていただきたく、自分でも日々の勉強を怠らないようにしています。

とはいっても、今回は皆さん自分で選んだお気に入りの天然石でつくる腕輪念珠ですから、早く作りたくてうずうずしておりますので、お話についてはほんの短い時間です。

結構な時間をかけてワイワイと材料を選んでいただいたあとは、お喋りの声も消え、黙々と玉にゴムを通していきました。

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僕らにとっては普段5分程度の作業ではありますが、ほとんどの方が初めてで、そう簡単にはいきません。
器用な方もいれば、眼鏡を忘れて苦戦されている方もいらっしゃいました。
こういう姿を見ていると、単に念珠を持つだけでなく、自分で通してこそ意義深いものになるような気がしてなりません。
おおよその方が通し終わったところで、あとは縛るだけなのですが、お茶を飲んで一息入れましょうということになりました。

お茶菓子をいただきリフレッシュしたところで、最後に結びあげて無事完成しました。
皆さんの満足そうな笑顔に、こちらもほっと一安心です。

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