本水晶

北海道の人気雑誌『スロウ』

※(当ブログでは、念珠=数珠として書いています。文脈上の理由などから混在することがありますが、ご了承ください)

北海道の人気雑誌『スロウ』

今や北海道の方なら、みんな知っているんじゃないかしら。人気雑誌スロウ。
その 51号が本日(5月25日)発売になりました。

北海道の物語が詰まったステキなものたちを
作り手から直接お届けします。
雑誌「スロウ」から生まれたセレクトショップです。
(スロウのホームページより)
http://www.n-slow.com/

ほんとに直接送りますからね

黙々と仕立作業をする念珠職人をイメージされている方もいますが、僕が作った念珠を箱に収めて、段ボール折ったりガムテーム張ったりしてますから。

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葬儀の数珠は、どう選ぶ?(女性編)

一般の方が、もっとも数珠を使う機会といえば、やはり葬儀でしょうか。
最初から何本も持つのは難しいもしれませんが、すでにお持ちの方は、葬儀用とそれ以外(宗派の各法要、お墓参り、寺院観光など)で使い分けるのがよろしいかと思います。

初めて購入されるかたは、葬儀で使うことを想定しています。その場合、どんな素材を選ぶべきかというお話をします。

実は、こういう話題はとてもデリケートで、正解の教科書がないのですが、参考にしていただければ幸いです。親戚やお付き合いのある住職さんなど身近な方にも相談してみてください。

形になると宗派の問題もからみますので、ここでは素材の選び方についてだけ書くことにします。

正解がないというは、そもそも、念珠の素材に決まりがないので、葬儀に使うものだからと言っても、急にルールが増えるわけではありません。しかし、この辺が「無難(ぶなん)」という選び方はあります。

さて、まず葬儀ということは、悲しみの席ですからね。仏教の教えとは関係なく、派手過ぎたり、おめでたい雰囲気のものをあえて持つべきではないと考えます。

女性であれば、白系は無難と言えるでしょう。
たとえば、定番は本水晶(ほんすいしょう)です。

その他、白蝶貝(しろちょうがい)や白メノウなどもありますね。

白と言えば「なぜ、真珠(しんじゅ)と言わない?」と思った方がいるかもしれません。
ズバリいうわよ!(古っ・・)僕は真珠をお勧めしません。
喪服のネックレスやイヤリングは真珠ということになっていますが、それは西洋の喪服と一緒に入ってきた文化です。葬儀の念珠が真珠である理由はありません。

校量数珠功徳経(きょうりょうじゅずくどくきょう)によると、サンゴや真珠もそこそこ良いとは書かれていますが、それを根拠とするならば、菩提子(ぼだいし:ボダイジュの種)が最高と書かれているので、そちらを選ぶべきです。

真珠というのは、手でベタベタ触って良いはずがありません。揉むと玉同士がこすれて、すぐに表面がはがれてしまいます。汗にも弱いです。また、極細の糸しか通せないため、よく切れます。
そのため、念珠の素材としては向いていないのです。

それ以外だと、黒オニキスなどのダーク系の色合いも問題ないでしょう。

北海道の雰囲気では、ローズクォーツ等の薄ピンク系も、全く問題ありません。しかし、こうなってくると微妙なところで、地域によって、また家柄によっては、「赤っぽいもの」を避ける場合もあります。

ピンクサンゴのような淡い色も同じくOKだと思います。
下の写真は本物ではなく、サンゴ風の樹脂の玉です。

同じピンク系でも、インカローズのように色がきついものは、葬儀では避けたほうが良いかもしれません。
ダメという決まりはありませんが、軽くやっかみを言う親戚の叔母さんがいる可能性はあります。

ちなみに、名古屋や金沢の近郊では、「葬儀では白い房」というのが習慣になっている地域もありますのでご注意ください。

その他、緑や紫などの中間色は、ほとんど場合で問題ないと思います。

いかがでしたでしょうか。素材や色、一つとっても、念珠選びはとても難しいですね。
今回ご紹介他にも、きっとお好みに合う選択肢はたくさんあります。
失敗したくないあなたは、お気軽にご相談くださいね。用途、お好み、ご予算などからいくつかピックアップしてご提案します。買うかどうか迷うのはそれからゆっくり悩んでください。

近頃は、なんでも女性が優先です。笑
次回は男性用について書きたいと思いますので、殿方はもうしばらくお待ちください。

追記:
男性用についての記事を投稿しました。こちらをご覧ください。

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手作り念珠教室 in 厚別区民センター

かねてから宣伝しておりました手作り念珠教室が無事、終了しました。人数こそ定員を大きく下回りましたが、条件の悪い中ご参加くださった皆様には感謝です。

今日のコンセプトは体験講座ということで、上等な作り方を簡単に楽しんでもらおうということを考えました。その為、糸の下処理等、面倒で難しい部分は事前に準備しておき、華やかな作業を楽しんでいただくようにしました。

本日作った単念珠の軸編み方法は、実はとても難しいもので、仏壇店や天然石屋等でさえ、作り方を覚えたいと思っている人は多いようです。しかし、習える場所はほとんどなく、作り方が書いている本などもありません。まして、それが北海道ではなおさらのことです。

僕らのような念珠専門店が作るときは、今日のような手順を踏まず、糸の束を指の間で渡しながら編んでいくのですが、初めての方がやると、これを覚えるだけで今日の物にはなりません。そこで、オリジナルの組みひも台を使って作る方法でやりました。これなら多少時間はかかっても、順番さえ間違えなければ、どなたでも難しい軸編みができるようになります。

上手く玉に糸を通せなかったり、納得のいく編み目にならなかったりと、それぞれに多少手こずる場面はありましたが、最後には皆さん上手に完成しました。

話の種に、同じ大きさの本水晶とガラス玉を見比べてもらったりもしました。いろいろ、見方や鑑別方法のテクニックはあるのですが、実は慣れると雰囲気でほぼわかるものです。身の回り品には結構気を使っている方でも、意外と念珠はみすぼらしかったりするもので、こうして意識して触っていただく機会を持つと、少しずつ良し悪しの鼻が利くようになります。もちろん、高級かどうかではなく、念珠の仕立てだって、緩んだ糸、くしゃくしゃの房ではなく、身だしなみ整えて使っていただくのが何よりなんですけどね。

教室自体は、今まで数え切れないほどやらせていただきましたが、講師として呼ばれるのではなく、自発的な開催というのは今回が初めての試みです。行き届かない点も多かったとは思いますが、概ね楽しんでいただけたようで、無事終了できたことご報告します。ありがとうございまいました。

今後の教室開催についてですが、やってみたいと言ってくれる人が大勢いるにも関わらず、場所、時間、費用、内容の調整が難しいいです。今回のように少人数で、少しずつ回数を重ねてみるのもいいのかなと考えています。

興味がある、こんな講座をやってほしい等のご意見ありましたら、ご意見お寄せください。

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めずらしい特注念珠のご注文

先日、珍しいご注文がありました

IMG_4710

もともとは腕輪念珠で、星月菩提樹に五色の玉が入った腕念珠があったそうで、それにデザインを合わせたような単念珠を作りたいというオーダーをいただきました。

そのもとになった腕輪がどうしてこのような色が入ったものを作ったのかその由来はわかりませんし、ひょっとするそれは仏教的意味ではないのかもしれませんが、とても遊び心ある念珠です。

デザインを練る

さっそく、元になる腕輪念珠の写真を送っていただき、単念珠にした場合のバランスなどを考えます。

IMG_4712

腕輪には道具にあたる部分が特に石が入っていませんでしたが、高級感とバランスを考えて紫水晶を使い、上部に紫水晶、本水晶、メノウ、黄水晶、アベンと並べます。おおよそ、お持ちの腕念珠に近いものになり、大変喜んでいただけました。

れにちゃん押しですか?

ある方に言われて、はじめは意味がわかりませんでした。
このカラーが、ももいろクローバーZっぽくて、紫が、高城れにさんの色なんですね。
そちら方面にはめっぽう疎いもので・・
依頼主のお気持ちはわかりませんが、そんな理由でデザインされるのも確かに面白いです。

菩提樹の最近・・

実はこの星月菩提樹、今では非常に手に入りにくい材料となってしまいました。今年の春ころから輸入されなくなり、国内在庫は少なくなっています。このような材料はいろいろあり、年々値上がり傾向にあります。ただ、宝石などと違い、お金に糸目をつけないから手に入れたいと思う人は少ないようで、こういった木の実や唐木の類は、極端な値上がりよりも先に市場から姿を消すようになります。

適正価格を維持するのは難しいですが、できる限りの努力はしていきたいと思います。

菩提樹について詳しくは、こちらの記事もどうぞ
数珠に使われる菩提樹(ぼだいじゅ)の実

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蓮の念珠完成!

ハス

以前、ブログでもご紹介したのですが、お預かりしたハスの種を加工し、念珠が完成しました。
本日、納品したところ大変喜んでいただけて、頑張った甲斐があります。
卓上ボール盤や精密ルーターは、ちょいちょい使う機会がありますが、こんなに長時間作業したのは久しぶりです。
合わせた天然石は、アベン、茶水晶、トラメ、赤トラメ、ソーダライト、本水晶とそれに似合う紐を選んで、カラフルに仕上げました。

IMG_1600

 

ハスの種は思いのほか丈夫で、実用的な意味でも長く使える良いものになったと思います。
もともと白く粉を吹いたような表面でしたが、鈍くもしっとり光っているのは、天然ワックスによるものです。
えごま油や米ぬかロウ、レモンオイル等、天然植物油脂だけでつくった、木部の艶出しに使えるものです。
一粒ずつ、塗り込んでは乾拭き、乾燥という工程を数日かけて2まわりします。

IMG_1620

こちらの種が取れた蓮池は、今年もきれいなハスを咲かせるんでしょうね。
お盆の前後にでもお邪魔して、ぜひ見せていただきたいと思っています。

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【限定品】ブラックサードオニキス ウェーブカット 本水晶仕立 正絹紐房

サードオニ4

最初で最後の限定1本だけの念珠を作りました。
今後、材料の入手ができれば再度制作する可能性はありますが、今のところ入荷の目処が立っていないため、限定1本です。

縞瑪瑙(シマメノウ)の一種で、サードオニキスと呼ばれているものは、赤と白の縞の物が多いのですが、なかでも、黒っぽく色が濃い部分を集めて、「ブラックサードオニキス」と呼んでいます。

一般的な丸玉と違い、ねじり切ったようなウェーブカットの玉を主玉に使っています。
変形玉ですが、落ち着いた色合いなので奇抜な印象はなく、品の良い念珠になりました。
天然石の念珠ですが、スリムな玉なので、軽くて普段使いにもスッキリ持てます。
材料が比較的安く手に入ったため、仕立て上がりの価格もお手頃です。

ショップはこちら
http://nagaokanenju.shop-pro.jp/?pid=73322704

 

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