法話

「念珠ヤバイ!フツーに面白い!」って、言われる話をしたい。

いよいよ近づいてきました「念珠の学校」。ご存じない方は、まずはこちらをご覧ください。↓

念珠を売る人から、念珠を伝える人へ

念珠作りの教室ということをやり始めたのは今から7,8年は前の事だと思います。すでに、どこが初めてだったのか記憶も曖昧ですし、そもそも、教えるのは今回が初めてという会が改めて設けられたわけではなくて、教室業自体がフェードインだったこともあります。

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私が念珠屋になるまで・・改め その5

近頃、人に会う度に「ブログ読んでますよ!あの続きは?」と言われることが多く、とても有り難いことです。

マーケティング的なブログのセオリーからすると、有名人でもない限り貴方自身のことを書いても誰も興味ないというのが教科書的なブログ運営です。

しかし、あえてやってみると、意外な反響があり嬉しい限りです。

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念珠屋のお寺トーク

先日、秀恩寺様(苫小牧市)の永代経法要にて、出張出店と合わせて、お話をさせていただく機会がありました。お勤めの後、本来ならば法話の時間ですが、その時間を使ってテーマはフリーでお話してほしいというご依頼でした。

正信偈のお勤めです。
実はこの度、めでたくも寺号公称することになったばかりの新しいお寺で、不慣れな方も多い雰囲気でした。ご門徒様方と一緒に座ってお参りさせていただきました。

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今までも、「念珠について話してほしい」というテーマ付ではご依頼を受けたことがありましたが、あえてテーマフリーということでしたので、僕自身の経験談から、どうやって仏教と出遇い、なぜ念珠屋になったか、そして何を伝えたいかということをお話しさせていただきました。

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ご縁あって、たまたま仏具屋に勤めることになり、いつしか仕事よりも仏教そのものが面白くなってしまったこと。そのギャップを埋められず、会社員として続けていけなくなったこと。その後、大変な苦労があったこと。
身も心も追いつめられて、卑屈に過ごした時代。それでも心に届いた仏様の話があったこと。

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ただ、「出来ること」を続けてきました。誰にも必要とされたないと思っていた自分が、今ではたくさんの方が呼んでくれます。たくさんの居場所ができました。「食える仕事」の尺度を棄てて、「おかげさま」の気持ちでいっぱい、今は念珠屋を続けています。

僕は今でも、そもそも「念珠は本当に必要なのか」と疑問を解決できていません。念珠を使わない仏教もありますし、仏教以外でも使います。もちろん、玉そのものに不思議な力があるわけでもありません。しかし、念珠を通じて、たくさんの人の想いを言葉以上に伝える現場に何度も出くわしています。時には世代を超えて。亡き人の想いでさえも、伝わることがあります。
そんな、多くの人の想いを伝える念珠を、作ったり直したりするのは、悪くない仕事だなと今は思っています。

お参りに来てくださった30名ほどの方が、1時間ほどの長丁場でお疲れだったでしょうに、最後まで真剣に耳を傾けてくださいました。そして、帰りには口々に「良い話を聞かせてもらって・・」と声をかけていただきました。

「また来てくださいね」

こうしてまた、居場所がひとつ増えたこと。
心より嬉しく思うのでありました。

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『浄土真宗の信心がこんなにわかりやすいわけがない』 石田智秀 著

この度、読ませていただいたのは、浄土真宗本願寺派お坊さんが書かれた、電子書籍です。

今のところ僕はまだまだ紙の本から離れられそうにありません。とはいえ、少しずつ電子書籍を選択する機会も増えました。このたびは電子書籍のみということで、すぐに購入ダウンロードさせていただきました。なんといっても、本屋にいかなくても、配達を待たなくても瞬時に読めるというのは、いまだに近未来体験のような感動があります。

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十勝のお寺に生まれた石田智秀さん、今やあちこちでお名前をお見かけするようになりました。
タイトルの通りの内容で、本の構成は法話形式になっていますが、聞きなれたお西さんの法話とは少々趣が違います。浄土真宗のみ教えはこうなんですよという直接的な表現ではなく、浄土真宗の「信心」について石田さん自身が「わからない」と悩んできた中での思考や出会いがつづられています。なので、頭ごなしに「そういうもんだ」という理解ではなく、みんな違和感を感じるところから、徐々に気付かさせてもらったように共感していける話でした。

僕は念珠屋をやっていて、ここ数年は浄土真宗のお寺に出張出店させていただく機会もずいぶん増えました。とてもご好評いただいておりますが、時には微妙な反応の場合もあります。
「オレは信心深くないから、そんな立派な念珠はいらねぇ」という言葉は、度々言われることです。多宗派ならまた別なお話にもなりますが、浄土真宗のお寺ですので「おじさんの信心なんて、そもそもあてになりませんよ」と思わず言ってしまいます(心の中で・・・笑) といっても、門徒さんじゃないとその意味も通じないように思いますが。

浄土真宗でいうところの「信心」というのは、とても難しいしわかりずらいと思います。世間的に難しいもんだという認識があればまだいいのですが、誤解をされることが多いようにも思います。そういう僕も別にわかっているというわけではありません。以前、「長岡君、いい話だと思って聞いてわかった気になっちゃいけないよ。「仏法を聞く」じゃなくて、「仏法に聞く」だからね」と言われたことがあります。なんか禅問答みたいな言い方ですが、自分の腹で「わかった」というのは、一番怪しいということにはなんとなく近頃気づいてきました。石田さんもずいぶん悩んだんだろうなということが、読ませていただきながらひしひしと感じます。僕の場合は、そんな浄土真宗の「わかりずらさ」の部分も、どこか他人事という腹があるのかもしれませんが、お寺の息子に生まれてしまうと漠然としたプレッシャーの中で悩み抜いてきて今があるのでしょうね。

なんだか浄土真宗ってちょっと面白いんじゃない?と思い始めた方が読むと、うなずくところが多そうです。
表紙いいですね。普段の石田さんのイメージからは想像できないけど、どこか内面的にはこういう側面もお持ちなのかなと思わせる元気な表紙。
今後のご活躍にも期待します。

『浄土真宗の信心がこんなにわかりやすいわけがない』(kindle版)
石田智秀 著
価格 250円
響流書房

アマゾンの販売サイトはこちら
http://www.amazon.co.jp/dp/B018IZ7F4M/

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『手放す生き方』 アーチャン・チャー サンガ文庫

ご紹介したい本は、20世紀を代表するタイの名僧アーチャン・チャーの法話集です。

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僕は近年になって、ヴィパッサナー瞑想やテーラワーダ仏教との出会いがあり、日本の仏教から飛び出してずいぶん仏教に対する世界観が変わりました。テーラワーダ仏教に興味を持てば、自然と目にする機会があるでしょうアーチャン・チャーという名前。とても気になりますが、その資料は決して多くありません。そんな中、師の言葉や人柄が伝わる貴重な資料です。

メインの法話は7章からなり、法話一つを取ると1~2ページの短編になっています。テーラワーダのお家芸ともいえる巧みなたとえ話はわかりやすく、平素な言葉で語られているため、特に土台となる知識が無くても楽に読むことができると思います。
アーチャン・チャーの資料として、またはテーラワーダ仏教の教材として読まれる方が多いのかもしれませんが、はっきり言って、全く仏教なんて興味ない方が読まれても面白いんじゃないでしょうか。日々のストレス、妬み、嫉み、そういったものから解放されて少し楽になれるお話しだと思います。

僕の使い方は、一応1ページ目からボチボチ読み進めましたが、時々、目次を見て気になるタイトルがあれば飛んでみたり、日々の生活で思うことがあれば戻って読み返したりと、行ったり来たりして読んでいます。それも、改まって読書の時間なんていうのはなかなか取れないもので、いつも鞄に入れて、ちょっとした数分の待ち時間なんかに読んでいることが多いです。だから、一通り読み終えても、ずっと読みかけみたいな感じ。

法話の内容は読んでのお楽しみということで、ハードウェア的な感想を少し書きます。
僕は持ち歩きように文庫本のサイズが好きで、細切れでも読みやすい内容からしても上製本じゃなくてナイスという印象です。価格は1300円と文庫本にしてはちょっと高めですが、理由は手に取ればわかります。厚さと文章の量で、「法話単価」(という言い方もおかしいですが・・)で考えるとそんなに高くないようにも思います。
また、アマゾンのレビューには翻訳のレベルが云々と書いている方がいますが、僕の主観ではあまり関係のない部分だと思っています。英語のわかる方が洋画の吹き替え版を批判するようなもので、たしかに翻訳で印象が変わってしまうということはあるかもしれませんが、大事なことは翻訳の揚げ足取りよりも、臨場感ではないでしょうか。つまり、本を開く度に、アーチャン・チャーに遇えることが重要です。

アーチャンチャーが設立した僧院、ワット・パー・ポンにはいったことがありません。
でも、そこに行って、悩みや、愚痴をこぼせば、アーチャン・チャーが笑い飛ばしてくれそうな、そんなイメージで読める本です。

[著者]
アーチャン・チャー(Achaan Chah)

[編者]
ジャック・コーンフィールド (Jack Kornfield)
ポール・ブレイター(Paul Breiter)

[訳者]
星 飛雄馬・花輪 陽子・花輪 俊行

¥1300+税
サンガ文庫

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法話はライブ 赤平市 西英寺様

赤平市西英寺様にて報恩講がつとまりました。

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本願寺派の北海道教区では、空知南組の報恩講スタンプラリーが大成功しており、それに倣って各地に広まっています。
続けて空知北組でも開催されるようになり、スタンプ帳を持って近隣のお寺をお参りして回る方がたくさん見受けられます。お日中は満堂となりました。

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布教使は深川市多度志の殿平善彦先生でした。
殿平さんといえば、遺骨調査でも著名な方で、最近みつかった韓国の方の遺骨のエピソードも交えてご法話くださいました。

僕は、殿平さんのお話を何度か聞かせていただいておりますが、語り口調がなんとも心地よく好きなのであります。
もちろんご法話の中で情報として新しい知識を仕入れることもありますが、それは本でも可能です。また、100席も聞けば、正直同じネタをいろんな方から何度も聞く機会はあります。しかし、法話はライブです。知識を求めて聞くだけでなく、本堂の雰囲気、声、言い回し、間・・・「聴聞」とはよく言ったもので、本では感じない耳からの刺激をフル活用して味わうわけです。

ここをご覧の方はたぶん、ほとんどご存じないと思いますが、ヴァン・ヘイレンというロックバンドがあります。
「CDをどんなステレオで聞いてもそれはアンタのスピーカーの音だ。ライブでは俺の最高の音を直接聞かせるから、とにかくライブに来てくれ!」と、20年数前にどこかで言っていたのを、ギター小僧だった僕はなぜかよく覚えています。
宗派によっていろんな行や読経、法話がありますが、いずれにしても仏教は机で学ぶものではなく、体験して体現していくものだと、改めて感じたのでした。

 

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恵信尼様のお軸。これは珍しい。

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御伝鈔を拝読しながら、絵巻物が公開されました。
高田派に伝わるものだそうです。
報恩講になると御絵伝がかけられますが、内陣の奥ですので、実際に細かい絵まで見ることができません。
こうして、当時の筆文字を追いながら近くで絵を見るというのはなかなか面白い試みです。

修理のお念珠をたくさん預かりました。
また、溜めないように頑張らなければ。

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本願寺小樽別院様 宗祖降誕会

先日の日曜日は、本願寺小樽別院様にて、宗祖降誕会が勤まりました。
降誕会というと、一般的にはお釈迦様の誕生日のことをさし「4月8日花まつり」として定着していますが、浄土真宗では、それとは別に親鸞聖人の誕生日5月21日を宗祖降誕会としてこちらも大事にされています。
小樽別院様では、この日に近い日曜日に調整し、合わせて毎年さまざまなイベントを企画し、楽しい催しも境内のあちこちで行われます。その一環で数年前から「腕輪念珠作りコーナー」を当店でやらせていただいております。

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例年のことながら開始早々、大人気でした。
小さなお子さんから、おばあちゃんまで様々な方が参加してくれます。

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別院の職員さん、そして双葉高校のボランティア部(・・という名前でいいんでしたっけ?)が子ども向けにも様々なゲームなどを用意してくれていますので、小さな子たちも大はしゃぎです。

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餅つきもあります。つき上がったお餅は、即座にお母さんたちが丸めて餡子ときな粉をまぶしお皿に盛ってくれます。

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序盤の込んでいる時間帯はほとんど男性の姿がありませんが、後半席が空いてくると殿方も動き始めます。「毎年楽しみにしているよ」と、声をかけていただけるのはうれしいですね。

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賑やかな広間とは対照的に静かな本堂の回廊には生け花サークルの作品。非常にレベルが高い!
小樽別院様はお内陣の立華も、いつも本当に立派です。
立華の方は奥沢の「花のカトレア」さんですね。僕もいつもお世話になっています。

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頂礼文の後は和讃ばかりというもので、僕はここでしか経験ありません。

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ご法話は、輪番さんです。力強い口調でお話されます。
念仏の相続について改めて考えさせられました。

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すべての予定が終了し、一番最後はお楽しみ抽選会。
うちの息子も、妖怪ウォッチの花火が当たりました!
豪華な賞品もありましたねぇ。

広間の行事と並行して、本堂では、初参式、双葉高校吹奏楽部の演奏や、模擬仏前結婚式もやっていましたが、残念ながらそちらまで取材に行く余裕はありませんでした。

中には自分が2才だったころのお稚児さんに駆り出されて以来のお付き合いというおばさまもいらっしゃって、歴史を感じながらもこうして、赤ちゃん、子ども、若者、お年寄りも、同じ時間をお寺で共有するということはまた次の時代を感じさせる光景でもありました。

関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

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「喫茶店説法」法然上人の時代から800年

本日、岩見沢市幌向のファームカフェ・ソラにて、「喫茶店説法」が開かれました。
ご法話はお店からもご近所の善光寺住職、大久保瑞昭様。
先月、千歳の千正寺様では、法話に加えて落語を一席聞かせていただきました。

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写真はサラーナ(梵語)のお話をしているところ。
仏教に触れると頻繁に耳する「帰依」のことです。もともと「避難所」という意味なんだそうで、大変わかりやすくお話くださいました。

以前は「お寺カフェ」という名前だったそうですが、それでは、お寺でカフェをやるのかと勘違いされるということで、「喫茶店説法」にタイトルが変わったそうです。
またお寺では、「お茶の間」という昼食会も定期的に開かれているそうで、おにぎりの昼食、若手僧侶による法話、その後は写経や談話など各々の時間を過ごすそうです。そちらも檀家さん以外の方もたくさん来られるということで、とても「開かれたお寺」の印象を受けます。

実は僕の周りでは、法話を聴きに行きたいというお話が、一人や二人ではなく結構いるのです。お寺は、もちろんどなたでも来てくださいといいます。
しかし、そこにはミスマッチがあり、曜日や時間的な問題、世代の問題、告知の問題、そして一番は、常連さんを含めたお寺全体の受け入れ態勢が整っていないことが多く、一言で言ってしまえば「敷居が高い」ということになってします。

ですので、こうした善光寺様のような活動は、どんどんオープンに広まって、ますますご活躍されることを願っております。

善光寺様は浄土宗西山禅林寺派のお寺です。
宗祖の法然上人も山に籠りっぱなしで修行を続けるのではなく、街に出てわかりやすく法を説き、庶民に愛されたお坊さんだったと聞きます。法然聖人の時代から800年。今なお、幌向という小さな街角で、その姿は生きていました。

コーヒーを飲みながら気軽な雰囲気でお話を聴けます。興味はあるけど、いきなりお寺はちょっと・・と思っている方は、ぜひ喫茶店説法、いかがでしょうか。次回は同店にて、6月12日だそうです。

 

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永代経法要

南幌町妙華寺様にて春の永代経法要にお参りさせていただきました。

お参りさせていただいたといっても、着いた頃にはちょうどお勤めが終了した時刻、引き続きのご法話のみ聴聞させていただきました。

浄土真宗の妙華寺様では、毎年丁寧に永代経法要が3日間勤まります。浄土真宗が拠り所としている、浄土三部経を1日づつ読まれます。例年ご案内をいただき、どこか一日でもと思っているうちに予定が埋まってしまい、なかなか足を運べずにいました。今日は2日目。すでに遅刻はわかっていましたが、ご法話だけでも聞きたく行ってきたのです。

布教使は、三笠の林寺正憲先生でした。
こうして、ご法話の席に座るようになってから6,7年になるでしょうか。北海道内の同派のお寺では、何度となく林寺先生のお話を聴いてきましたが、年々情熱的になり、とても心に沁みるお話です。
お参りのおばさま方も、「いや~3日聞いてもまだ聞きたいね」とお話されていました。

そもそも永代経とは、先祖を偲びつつ、み教えが子や孫に、永代にわたって伝わっていくことを願って行われる法要です。
今日のご法話では、まさに永代経にふさわしい内容で、同窓会のお話から、歳をとったからこそ分かることがあるのではないかというお話をしていただきました。

近頃、上座部仏教関連の本を読むことが多く、「智慧」を中心にした話題が多いのですが、久しぶりに大乗仏教の「慈悲」に触れたなぁと改めて思うことであります。
宿坊、写経や座禅体験等、各宗派のお寺でもいろんな試みがされておりますが、真宗は、もっとご法話が広く聞いていただけるような試みができたらいいなと常々思っております。

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帰りには、御内陣に供えられていた御仏飯のおさがりをいただいてきました。
有り難いことです。夕食に家族でいただきます。

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おてらくご 千歳市千正寺様

今日は、千歳市千正寺様で行われた落語会に行ってまいりました。

本当は純粋に落語を聞きに行く予定だったのですが、どうせ来てくれるならということで、商品を並べさせていただきました。

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いつもの通りのような感じではありますが、タブレットを使ってちょっとした動画を流してみました。
まあ、効果のほどはわかりませんが・・
念珠の販売ブースで、少しでも、会場が華やかになれば幸いです。
それにしても、思った以上にたくさん買っていただき、恐縮でした。
最近、おかげさまで仕事が立て込む中、堂々と遊びに行くのは気が引けますが、こうして出張販売をセッティングしていただくと、仕事をするふりをして確実に落語をスケジュールに入れることができて嬉しい限りです。笑

さて、いよいよ落語会の始まりです。
浄土真宗では節談説教というスタイルが伝統的にありまして、今はほとんど見ることができなくなりましたが、それが落語の原点にもなっているそうです。

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広間一杯の人が集まりました。実は、僕はこうして千正寺様の行事に寄せていただくのは初めてのご縁でしたが、顔なじみのお客様がたくさんいらっしゃって、大変温かく迎えていただきました。

住職様よりご紹介がありました。本日の落語は桜庭尚吾さんです。
同じく千正寺様にお勤めのお坊さんですので、お越しのみなさんにとっても大変馴染みの方です。

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演目に先立って、お釈迦様のお話あり、歌ありと、会場を温めます。

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休憩時間にはお茶菓子のお接待。
千歳のお菓子屋さんのものだそうで、大変おいしいシュークリームでした。
甘党の僕は落語を聞く前に、このあたりですでに「今日は来てよかった」と満足していました。

演目は「芝浜」。
桜庭さんは、熱心に動画もインターネットで公開してらっしゃいますので、気になった方はyoutube等で検索してご覧になってください。

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笑いあり、感動ありでほっこり聞かせて頂きました。最後は節談でしめます。

実は、僕はもとより桜庭さんのファンで、インターネット動画で自分が覚えてしまいそうなくらい何度も見させていただいてます。
もちろん、今日の「芝浜」も見ています。だから、オチは知っていますが、また聞きたくなる。それが古典落語なのかもしれません。それに、別な噺家の「芝浜」を聞くというのもまた一興です。
そういわれたら、お寺の法話でも、何度も足を運ぶと同じ先生から、また別な先生から同じ話を聞くことがあります。しかし、不思議と「その話ならもう知ってるからいいや」とはならず、何度でも味わって行ける世界です。だから、内容を理解するために聞いているわけではなく、音、空気、言葉を味わっているとでも言いましょうか。法話を引き合いにだすと難しく聞こえるかもしれませんが、歌だってそうですよね。大好きなミュージシャンの歌なら、何度聞いてもあの名曲をまた聴きたい。そんな心境に似てるのかもしれません。

来月は同じく千正寺様の広間ですが、岩見沢の浄土宗善光寺様より大久保瑞昭氏がいらっしゃいます。
年度末でお忙しい時期かもしれませんが、みなさまもぜひ足を運んでみては。
次回は3月16日、午後1時~2時半。入場無料です。

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