紫水晶

木の玉、石の玉

念珠の玉には、様々な素材があります。

代表的なものを大きくわけて、「木の玉」と「石の玉」がありますね。

その他、琥珀、珊瑚、貝、骨など、稀少で珍しいものや高級なものもありますが、割合でいうと少ないので、ここでは木と石についてお話しします。

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こんなときに数珠を買う!

「念珠と言われても、今は特に何もないのにねぇ・・」
「数珠っていつ買う物なの?」
「用意しておかないと・・とは思うんだけどね。」

普段の会話の中でよく聞かれることです。

身内が亡くなった、または亡くなりそうだから慌てて・・というのは、説明するまでもなく良い買い物ができないということは、今までの記事でも何度もお話ししてきました。

念珠を買うきっかけ

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念珠のデザインあれこれ

念珠の形の話になると、大きく2パターンの方がいらっしゃいます。

一方は、何かと「正式」にこだわりがあり、房の色や形にも自分なりにルールがある方。
もう一方は、「え?宗派とか関係あるの?」という、全然気にしない方。

僕が今まで調べたことをまとめると、念珠の玉配列に宗派として正式なこだわりがあるのは日蓮宗系の各宗派で、それ以外では意外とはっきりしとした決まりはありません。日蓮宗でも梵天の仕立て方や色大きさもさまざまですが、そこまで細かいルールがあるわけでもないようです。ただし、習慣的に好まれる、嫌われるといったことや、地域柄、世代、いろんな要素がありますので、絶対的な正解、正式はありません。
たとえ所属する宗派の本山が良いといっても、お姑さんがダメといえばダメという世界があることも事実です。

玉配列は各宗派ごとに利便性や教義上の理由で進化、または簡略化したという見方はできると思います。
しかし、「房」についていえば、どんな文献を漁っても、各宗派の作法をつかさどる機関に問い合わせても、今のところ、流行と装飾性で変化してきたとしか考えられません。
「流行っている」という表現を使うと、違和感を感じたり、場合によっては怒ってしまうお客さんもいますが、実際のところそうとしか言いようがないのです。

例えば、真言宗、浄土宗、日蓮宗でよく使われる菊房という作り方は、ほとんど釈迦梵天(小田巻梵天、かがり梵天)が主流になっています。また、浄土真宗系各派の男性僧侶の間では、こういう路線が流行りつつあります。
男性でも小ぶりの玉。2~3色使った長めの紐房、角アミの部分は一世代前から定着したものですが、最近はさらにその下に釈迦結び等の飾り結びをするのが、ひそかにブームになりつつあります。

そんなことを踏まえて、間もなく納品になる記念品はこんなデザインでご提案させていただきました。

紫水晶紐

紫水晶はグレードによって価格の幅が広く、ドッグティースアメシストや藤雲石などのように貴石の世界では分類されているものもあります。このたびは、最高グレードの紫水晶に、明るい紐を組み合わせました。
細かいですが、角アミは2色で飾り結びのところだけアイボリーの紐を足してあるのがミソです。

いちいち意匠登録を取ったりする業者もありますが、「流行」ということを意識するとその意味は薄れます。「ちょっと前にあったよね、そういうの」というデザインをわざわざ真似して売る必要はありません。僕の考えとしては、おしゃれなものを日夜考えますので、皆さんどんどん真似して流行らせてほしいと思っています。アパレル業界で言うところのファッションリーダーである方が、よほど価値があります。

仏教を本気で信仰すれば、こんなところで色気をだすこと自体違うと思うし、わざわざ執着を一つ増やすのもどうかという疑問はありますが、それを言ってしまったら仏教には関係ない「先祖供養」だって同じことで、「念珠から入る」という機縁もあってもいいと思うのです。せっかくなら、お好みの念珠を、お気に入りの形に仕立てて、皆さんにも楽しんでいただきたいと思います。

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めずらしい特注念珠のご注文

先日、珍しいご注文がありました

IMG_4710

もともとは腕輪念珠で、星月菩提樹に五色の玉が入った腕念珠があったそうで、それにデザインを合わせたような単念珠を作りたいというオーダーをいただきました。

そのもとになった腕輪がどうしてこのような色が入ったものを作ったのかその由来はわかりませんし、ひょっとするそれは仏教的意味ではないのかもしれませんが、とても遊び心ある念珠です。

デザインを練る

さっそく、元になる腕輪念珠の写真を送っていただき、単念珠にした場合のバランスなどを考えます。

IMG_4712

腕輪には道具にあたる部分が特に石が入っていませんでしたが、高級感とバランスを考えて紫水晶を使い、上部に紫水晶、本水晶、メノウ、黄水晶、アベンと並べます。おおよそ、お持ちの腕念珠に近いものになり、大変喜んでいただけました。

れにちゃん押しですか?

ある方に言われて、はじめは意味がわかりませんでした。
このカラーが、ももいろクローバーZっぽくて、紫が、高城れにさんの色なんですね。
そちら方面にはめっぽう疎いもので・・
依頼主のお気持ちはわかりませんが、そんな理由でデザインされるのも確かに面白いです。

菩提樹の最近・・

実はこの星月菩提樹、今では非常に手に入りにくい材料となってしまいました。今年の春ころから輸入されなくなり、国内在庫は少なくなっています。このような材料はいろいろあり、年々値上がり傾向にあります。ただ、宝石などと違い、お金に糸目をつけないから手に入れたいと思う人は少ないようで、こういった木の実や唐木の類は、極端な値上がりよりも先に市場から姿を消すようになります。

適正価格を維持するのは難しいですが、できる限りの努力はしていきたいと思います。

菩提樹について詳しくは、こちらの記事もどうぞ
数珠に使われる菩提樹(ぼだいじゅ)の実

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婚礼用念珠

6月は、ジューンブライドということなのか、婚礼用念珠の注文が続きました。
ジューンブライド自体はもちろん西洋の習慣で仏教とは関係ありませんが、その話はとりあえず横に置いておきます。

婚礼用の念珠は若いお二人のために作るので、華やかにできることも多く、またどこか「お揃い感」を出したりと考えるのも楽しい仕事になります。

こちらの男性用は、16mの特大紫水晶と人気の黒羅漢彫りをまぜて主玉として、さらに男らしく虎目石仕立になっております。
女性用は、希少なロードクロサイトと透明度の高い紅水晶を組み合わせて、男性用とおそろいの紫水晶を親玉に持ってきました。
紅水晶は、ローズクォーツと鉱物学的には同じ種類に属しますが、当店では濁りのあるものはローズクォーツ、濁りのない薄ピンクのものを紅水晶と分類しています。材料単価でいうと、5~6倍は違います。
新郎のお母様からの依頼で、「とっぽい息子」と、「とびきり可愛らしいお嫁さん」へということでした。

IMG_1749

 

こちらの男性用は大きめの鳳眼菩提樹を主玉にしています。年々産出量が減って、良質なものが手に入りずらくなってきています。
鳳眼自体は特に高価ではありませんので、その分道具には、豪華な大玉本翡翠を使用しています。「緑系で何かいい玉ない?」ということでしたので、大変喜んでいただけました。
女性ものは、新婦さんより具体的な要望があり、みかん玉の琥珀にピンクの房でというご注文でした。
通常、完成品の在庫にする場合は、灰桜色等、無難で落ち着いた色にするのですが、この度は、新婦さん向けのおめでたい念珠ですので、明るいピンク色を選びました。お届けした時にちょうどご本人にお会いできて、桐箱を開けると「わあ~素敵~」言ってもらえましたので、作り手としては何よりの喜びです。
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ネットショップにカラフルな男性用2点追加しました。

なかなか仕立てが追い付かず、たくさんは載せることができませんが、少しずつ更新しています。

定番の三色のトラメをミックスにしました。

三色2

紐も、たまに合わせた色で仕立ててあります。
今回は赤虎目仕立てですので、主玉の秩序と関係なく、親玉、二天玉は赤虎目になっています。普通のトラメでは、当たり前すぎてつまらないという方も、これなら目を引きます。
作るとすぐに売れてしまう人気商品です。

三色3

そして、もう一つは、以前材料でもご紹介した藤雲石(とううんせき)です。
今回入荷分の材料は透明度が高くお勧めです。天然石はある程度、あたりはずれがあるのは仕方ありません。
ふわっと明るい藤色は、黒っぽい装いにもよく栄えますが、品が良く派手な印象にはなりません。女性用としてはわりと古くから使われていますが、おしゃれな男性にもおすすめしたい素材です。
藤雲石という素材について詳しくは、以前の投稿<男性向けの大粒藤雲石(とううんせき)入荷しました。>をご覧ください。

藤雲男4

ショップへはページ右列の「LINK(リンク)」か、こちらからどうぞ。

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女性用白オニキス黄水晶仕立、爆裂水晶

ネットショップに女性用単念珠2点を追加しました。

白オニ黄水晶1

【白オニキス黄水晶仕立】
黄水晶、天然ものが極めて産出量が少なく、念珠の材料として出回っているものは一般的に人工精製によるものです。紫水晶を加熱処理することで作られていますので、もともと材料が高価なこともあり、人工精製とはいえ水晶類の中でも高価な部類に入ります。
水晶と色玉を組み合わせた念珠は昔から定番ですが、白オニキスと組み合わせたものは珍しく、パステル調でモダンな印象です。

爆裂3

【爆裂水晶(クラックローズアメシスト)】
爆裂水晶、またはクラック水晶と呼ばれています。貴石の価値としてはクラックを含まないローズアメシストより安価になるため、非常にお買い得感があります。しかしクラックが悪いことばかりではなく、光がプリズム反射するので、キラキラと美しく見えるのです。そのため、好みであえてクラック水晶を選ぶ方もいらっしゃいます。

販売サイトはこちら

 

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男性向けの大粒藤雲石(とううんせき)入荷しました。

IMGP2326

主玉が12mmの片手念珠用の藤雲石(とううんせき)です。男性用の標準サイズ22玉仕立になります。

実は、僕は自分用として使っているのはこの藤雲石の念珠を使っています。
昔から、念珠の世界では結構定番の材料で、石自体は珍しいものではありません。ただ、華やかできれいな色ですので、昔は男性用に使える大きなものはほとんどありませんでした。ご年配の方には、少し抵抗があるかもしれませんね。最近は男性用の玉も手に入れることができます。

この藤雲石、名前のとおり藤色の玉に、雲がかかったような見た目ですが、もっと知られた名前で言いますと、アメシストと同じ石です。
ちなみにこの表記も昔は「アメジスト」と書くことが多かったのですが、それは和製発音で、英語では「アメシスト」と濁らないため、最近では濁点なしで呼ぶようになっていますので、そちらに従います。アメシストは、和名でいうと紫水晶です。紫水晶の色が淡い部分は、「ローズアメシスト」とも呼ばれて、こちらも高級素材ですが、それに濁りが入った部分が藤雲石として親しまれています。宝石は、透明度が高いほど高価になる傾向がありますので、藤雲石と呼ばれている石は、濁りが入る分だけ比較的にお手頃な価格で手に入ります。お店によっては、ラベンダーアメシストと表記しているところもあるようです。
天然石も数えきれないほど種類がありますが、やはりクォーツ系はいいですよ。モース硬度が7ありますので、普通に使っている分には、ほとんど傷つくようなことはありません。

今回入荷した藤雲石は比較的透明度が高く、非常に品の良い顔をしています。
最近は若干の値上がり傾向にありますが、1万円弱の価格設定になると思います。
近々仕立てましたら改めてご紹介します。

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