金ピカの下り藤

先日、お寺の玄関ガラスに紋を取り付けてまいりました。
お西さんの宗紋である下り藤です。
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ガラスに、絵を付ける方法としては、エッジングやカッティングシートも考えられますが、金色にしたいというご要望と、お寺の奥様から、シールでは掃除がしずらくはがれてくるというお話もあり、今回はアクリル板を使いました。

ゴールドミラーと呼ばれている仕上げで、その名の通り、鏡のように映り込む金です。
映りすぎて、木が多い境内では、一見紋が緑色にも見えてしまいます。

コストパフォーマンスもよく、2mmの厚みがあるため立体的で見栄えがいいです。
耐候素材ではありますが、将来劣化してきたときにも、紋のみ張り替え可能です。

以前にも、アクリル素材でモダンなお内仏の造作をしたことがありますが、まだまだ可能性がありそうな素材です。