ミョウガのお漬物

精進料理に漬物は欠かせません。
また、薬味になるようなニンニク、ネギなど香りの強いものも避けられるため、ピリっとアクセントのあるミョウガはとても貴重な存在です。ショウガに関しては、意見が分かれるところですが、薬膳の意味でも日本仏教の各宗派では使っていることが多いようです。

ミョウガは、そのショウガの仲間。
高知産のものが圧倒的に多く、全国的に作っているようですが、北海道の気候は栽培に向いてないようです。
旬は夏から秋にかけてのものなので、昔は冬の間にも食べれるように漬物にして保存食にしたようです。

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まだまだ真冬の2月の北海道ですが、今では高知のハウス栽培も盛んで通年、近くのスーパーでも売られています。
時期外れでちょっとお高いのですが、少しだけ買って試してみました。

甘酢漬けで、さすがショウガの仲間というだけあって、お寿司の時に添えるガリのような感じになりました。
白いご飯にもよく合うし、次の料理に箸を伸ばす前にちょっとつまむと口直しにとてもいいような感じがします。
優しいピンク色は見た目もよく、ちょっと添えるとお膳が華やかになりますね。千切りにすると食べやすいです。
アク抜きに一晩、漬けて2日目くらいから芯までしっかり漬かって美味しくいただけました。

旬の時期になったら、少し多めに漬けておきたいですね。