念珠の撮影現場

日ごろから商品写真というのは非常に露出が多いにもかかわらず、あまり褒めてもらえないので、自分から言います。笑

うちの念珠の商品写真はすべて僕が自前で撮影したもので、オンラインショップ、リーフレット、名刺、チラシ等、インスタグラムからツイッターフェイスブックにシェアしているもの、100%オリジナル撮り下ろしです。

ちょっとカメラを知っている人であれば大したものではありませんが、DIYの備え付け照明がセットされたブースが、必要なときにいつでも広げられるようになっています。

念珠が好きで見ていただいてる皆さんにはまったく興味のない情報だと思いますが、カメラオタクが居るかもしれないことを願って、いちおう撮影データを記しておきます。

model:単念珠 本水晶共仕立 正絹頭房 灰桜
Canon EOS 7D
sigma 17-50mm f2.8 ex dc hsm
F/8, 1/100, ISO-800, 50mm

モデルさんにはポージングがありますが、念珠はどういう角度から、どういうアングルので撮るのがいいのでしょうか。以前はすべて同じ角度で撮影してカタログ化することを考えたのですが、うまくいきませんでした。素材によって、房の形によって、微妙にイケてる角度が違うわけです。しかも、天然石のシラー効果など、同じ素材でも同じ角度で撮影しても、魅力が伝わらないこともあります。
モデルさんでも全身あおって撮ると栄える人もいれば、サイドショットが美しい顔立ちだったり、瞳のアップが撮りたくなる場合などいろいろだと思います。

それで、統一感はまったくなくなってしまいますが、念珠を撮影するときには、もっと自由に直感で良いなって思えるアングルで狙うようにしています。

商品写真では、ディテールをしっかり写すというのがセオリーなんでしょうけど、「一番かわいい角度を知ってる」的な写真が悪いとも思えないのです。

そんな想いで、いつも念珠を撮影しているのでした。
実は、少し前の写真が今見ると気に入らないのです。
今夜は、たくさん撮るぞ~。