「飲み込む力」弱ってませんか?- 誤嚥性肺炎

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「飲み込み力」をチェック!

  • 食事中にムセたり、咳き込みやすくなった
  • のど仏の位置が、首の真ん中よりも低い
  • 若い頃よりも食事に時間がかかる
  • 錠剤が飲みにくい
  • 運動不足だと感じている
  • 液体の方が、固形物よりも飲みにくい

さて、あなたは「Yes」がいくつありましたか?

一つでも該当した人は、最近「飲み込み力」が衰えているかも知れません!

誤嚥性肺炎

日本人の死亡原因トップ3

死亡原因のトップ3をご存じでしょうか。1位は「がん」、2位は「心臓病」です。
そして、3位は「脳卒中(のうそっちゅう)」と思った方、または、聞いたことがあるという方はいないでしょうか。

長年、確かに脳卒中だったのですが、実は2011年に4位と入れ替わりました。
現在は、「肺炎(はいえん)」が3位になっています。

肺炎は増えている

肺炎は、現在も増え続け、団塊の世代が75歳になるころには、死亡原因の2位なる可能性もあると言われています。

肺炎と聞くと、肺の中に原因菌が入って炎症を起すので、インフルエンザのように、その原因菌が流行っているのかというとそう言うことではありません。もともと、お年寄りと切っても切れない関係で、長寿になり、単純に高齢者が増えたぶん、肺炎も増えているのです。

インフルエンザやクラミジアも肺炎の原因となることがありますが、初めは風邪と区別しずらく、放置すると命に関わる怖い病気であるということです。

中でも、加齢に伴って増えてくるのが、「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」です。

誤嚥性肺炎

「ご縁」はよくご存でしょうけど、「誤嚥(ごえん)」とは、聞き慣れないかもしれません。

「嚥」は、「飲む」という意味で、医学用語では、ゴックンと飲み込むことを「嚥下(えんげ)」といいます。
そして、「誤嚥」ですから、飲み間違ってしまうことです。

慌てて飲食したりすると、気管に入ってムセるという経験は誰にでもあると思いますが、飲み込む力が弱くなると、飲み損ねることが多くなったり、そのままうまく吐き出せずに、肺に飲食物や唾液が入ってしまうことがあります。このときに、一緒に入った菌が悪さをするのです。

肺炎と聞くと、喫煙や空気汚染からなるイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実は、この誤嚥性肺炎こそが最も注意すべき肺炎の原因になっているのです。

予防できるのか? 誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎の3大原因

そもそも、誤嚥性肺炎の原因となっているのは、飲食物、唾液、逆流性食道炎です。

胃から飲み込む分には全く問題ない食べ物や口の中の唾液でさえ、本来入るべきではない肺に入ると肺炎の原因になるのです。ですから、歯磨きをして、口の中を清潔に保つということは、肺炎の予防にもなるのです。

逆流性食道炎については、胃からこみ上げてくる胃酸や内容物を誤嚥することは、肺炎の原因になりやすいと言うことです。近年は、若い人でも逆流性食道炎の増加が注目されていますので、肺炎も高齢者に限った話ではないので注意が必要です。

誤嚥(ごえん)はなぜ起きる

では、誤嚥はどうして起きてしまうのでしょうか。

これは、喉の力、飲み込む力が弱っているからだと言われています。

もっというと、のどの筋力が弱くなってしまうと、誤嚥が増えてしまうのです。

のどは何歳からでも鍛えられる

なんでも歳のせいと諦めてしまうのはまだ早いです!

これは、全身の筋肉に言えることですが、筋肉というのは何歳からでも鍛えることができます。
80代、90代でも、年齢や状況に合ったトレーニングをすることで、その時の身体のポテンシャルを発揮することができるのです。

喉の筋肉にも同じで、心当たりがあれば、積極にトレーニングをすることはとても重要です。

喉のトレーニングといっても、別にマライアキャリーの様に歌えることを目指す必要はありません。

誤飲性肺炎は近年とても注目されていて、予防法、喉のトレーニング方法もたくさん考案されています。
その紹介は、追々、このブログでも紹介していく予定です。

基本は「おしゃべり」から

効果的なトレーニングは色々ありますが、まずは日常的によく声を出すということはとても重要です。

特に男性はのどを使わないと、女性よりも弱りやすいと言われています。
学校の先生などしゃべるのが仕事のような人だと、定年退職して会話の量が急に減ると、数ヶ月のうちに誤嚥が増えてくるということもあるそうです。

耳が遠くなってくると会話が億劫になったり、声が出なくなってくると聞き返されるのが嫌で会話が減ったりします。こういった状況はますます会話の機会が減ってしまいますので、やはり積極的に周囲の人と関わっていくというのは、のどにとっても重要なんですね。

カラオケサークルなどもずいぶん盛んですが、カラオケもとても良いです。

そして、特に効果的なのは、笑うこと!

しゃべって、歌って、よく笑う。

若々しい声で、誤嚥性肺炎、予防しましょうね。

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