小さな子どもにも、数珠を持たせるべき?

子ども用の念珠ってあるんですか?

日頃より、よくあるご質問が、「子ども用の念珠ってあるんですか?」ということです。
お子様にも念珠を持たせたいというのは、とても素晴らしい心持です。

なかなか若いご両親が気づくことは少ないのですが、おじいちゃん、おばあちゃんが、孫に用意してあげたいというお話はよくご相談をうけます。

子ども専用の使い捨てではなく、大人になってもずっと使う方法があります!

実際どんな念珠か

うちに限らず、子ども用のものは、いろいろ売られています。
昔から「稚児念珠」という呼び名で安価なものはありますし、最近では、製造卸各社でも、子ども向けの可愛らしいものを提案しているようです。

長岡念珠店では、子ども専用は用意しておらず、どの念珠も小さな手に合わせて作ることができます。
大きくなったら残りの玉を足して、大人用として一生使えます!

女の子向け

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うちの子ども念珠の特徴はまずデザイン。女の子向けには可愛らしいデザインにしていますが、よくある安価なプラスチックの玉は使っていません。

写真は、グラスアイという人工石ですので、見た目の美しさだけでなく、持った感じもしっかりと高級感があります。
小さなうちはアミ紐房で、大きくするときに頭房などに付け替えると良いでしょう。


大人用に仕立て直したイメージ

男の子向け

男の子向けには、黒檀等の唐木に天然石仕立てのものを、よく作っています。

こうして写真で見ると、大人用と同じように見えますが、直径約12mm黒檀の玉が6個も少ないです。
長さにすると輪の大きさは7センチ以上小さいことになりますね。

お子様の扱いでも神経質にならなくてもいいように、房は、アミ紐房にしてあります。
特に、男の子は・・(^^;

大人用の念珠として

一番の特徴は、足し玉を事前に用意しておくことです。
将来的には玉を足して仕立て直せば、大人用として一生使えます。

房もその時に一般サイズの頭房や梵天房など好きなものと付け替えることができます。

目安としては、小学校3,4年生頃を境に考えてもらうといいと思います。高学年なら手の大きさからしても、はじめから大人用でよいかと思います。

子ども達にも念珠をご縁を

子どもに持たせたらおもちゃにされるとも、よく言われますが、お寺の参拝や葬儀など、子どもにとっては本当に異空間です。その時に、異空間をさらに盛り上げるアイテムとして念珠を持つというのはとても効果的です。


初めは無理せず、腕輪念珠という選択もありますね^^

房を持って振り回したり、指を入れてクルクル回したり、きっと多くのお子さんがやってしまうと思います。

しかし、「だから持たせる必要が無い」のではなく、「だからこそ持たせてあげて」扱い方も少しずつ練習できたら、若いご両親にとっても、良い時間になるのではないでしょうか。

子ども用として作り置きしてあることは少ないです。
ご興味のある方は、ぜひ、お問い合わせください。

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