お坊さん仲間の間で、心配しているんだよ

ありがたいお気持ちをいただき・・

修理の念珠を預かる

今日は、お客さん(僧侶)のところへ寄って、いくつかの念珠の修理品を預かってきました。ご自身のものではなく、まわりからかき集めてくださったものなので、1連ずつ持ち主が違います。

「長岡君は念珠だけでやっていけるんだろうか、何か力になってやりたいけど・・」と、お坊さん仲間の間で心配しているんだよ。というお話を聞きました。

本当に有り難いお話で、おかげ様でなんとかやっております。

仕事の形態

10年近くやってきても、自宅で休まず長時間という働き方から抜け出せませんが、店舗を出そうにも、人を雇おうにも、度胸やチャレンジ精神が足りないというレベルではなく、足りない頭で算数をしただけでも、プラスになるプランがありません。

ひとたび、人件費や不動産に投資すれば、どう頑張っても900円稼ぐために1000円使うというのがアイディアの限界ですが、自分でやっていれば100円かければ、101円くらいは売れるという話です。

独立開業をするような方は、はじめからオフィスや店舗を構えて、スタッフを雇い、どういう見込みでスタートしているのか不思議なのですが、案の定、短期間で閉店してしまう方もたくさんいます。資本がある人は、数百万の店舗を試験運用という事もあるかもしれませんが、僕が数百万の借金を背負うと、次の10年を棒に振りますので、見込みがないプランを場当たり的に動かすことはできません。

今後の経営を展望

給料もらって職場の文句を言ってた20代、経営者の立場を味わった30代。

40代をどういう10年にしようか、必然的に考えてしまうわけですが、40代前半のうちに会社の売上げを2倍くらいの目標は立てています。経費も膨らむでしょうから、個人の収入がどこまで増やせるかわかりませんが、リスクヘッジのためにも個人的には欲張らず、多少の内部保留は作りたいと思っています。

「10年は修行」と決めたのが9年前のことです。
もうそろそろ自分のための修行期間は卒業して、企業としての社会貢献の期間に移行していきたいという考えです。

10年前は貸借対照表のボリュームは「えげつなさ」と思っていましたが、今では自分の会社の貸借対照表の小さな数字が、そのまま「社会貢献度」だと思っています。