昨日は、新築中のお寺で、錺金具の取り付けをしていました。
非常に硬いケヤキに結構苦戦しましたが、無事、作業完了です。
1枚ずつ手彫りされた柄は、近くで見るほど非常に繊細でです。金属に幾何学模様だと、とても冷たいイメージになりそうですが、そうは思いません。近年はサイズさえ合えばプレスで作る安価なものもありますが、手彫りが醸し出す微妙な人間味がなんとなく暖かさを感じさせるのかもしれません。
柄パターンもいろいろありますが、僕は個人的にこの綸子下地が好きです。住職様とも相談してこのようにしました。
こちらのお御堂も完成間近です。