ストラップ作りワークショップ終了
かねてからお知らせしておりました、ストラップ作りのワークショップが、おかげさまをもって無事、終了しました。
人が集まらない!!
日頃から各SNSなどでチェックしてくださっている方は、一部始終ご覧になっていたかもしれません。
実は数日前になっても申し込みがゼロということで、けっこう焦りました。
3日前になってから、各SNSで有縁のみなさまに泣きつきましたところ、有り難いことに数名の方より参加の意思をご連絡くださいました。
会場は、人気があってけっこう予約が難しい部屋なのですが、なぜかこの日だけ空いていたのです。
よく考えたら、札幌は「よさこいソーラン祭り」の期間中で、ススキノ会場が一番盛り上がってる夜だったんですね。
「行きたいけどスケジュールが・・」というご連絡も何人もいただいておりました。
みなさん、なにかと予定が重なってご都合が合わなかったようです。
ワークショップ開始
珠子さん
まずは人形型の通称、珠子(たまこ)さんの方から作り始めました。
頭の部分は、直径12mmほどの大玉を使っていますが、せっかくきていただいた方に、予定よりも少々高価な天然石もご用意しました。
皆さん順調に作り進めますが、胴体の部分の平編みにはちょっと苦戦したみたいですね。
左右交互に8段編むと、ちょうどわかった頃には次の工程です。
手足となる小さい玉、僕らの業界では、尺玉、尺二玉と呼ばれている玉です。
これらを付けて完成になります。
アミ紐ストラップ
休む間もなく後半戦は、アミ紐房を応用したかたちのストラップの制作です。
ストラップコードを通すところまでは順調でしたが、紐を編み込むところになると、ここでも皆さん苦戦していました。
あまりに簡単に出来上がって物足りないようだったらどうしようかと思ったのですが、ほどよく格闘していただいて、思ったより早く時間が過ぎていきました。
余裕があれば最後に釈迦結びにも挑戦していただこうと思ったのですが、時間ギリギリとなりましたので、ツユ結びで締めて完成ということにしました。
まとめ
雑感
欲張って二つも作ってみたのですが、一つずつでも良かったかもしれません。
それでも「両方ともつくれるなんて!」と喜んでいただけたので、まあ、良かったのかな。
「念珠玉で遊ぼう」というタイトルで、「罰当たりな!」って誰か突っ込んでくれないかと思っていたのですが、意外とそういう意見は出ませんでした。
念珠を身近なものに
念珠ってもっと身近なものであって欲しいと思いますし、変に神格化して、一部の仏教マニアだけのアイテムというふうにも思われたくありません。
実際にQ&Aサイトなどで念珠についての意見をみると、「宗教にはまっている人は持っているけど、普通は要らないです」なんていうことが書いてあるのですから、若い世代ではそういう感覚になりつつあるということです。
少人数だったからこそ、和気藹々とした雰囲気で、自然と雑談もお寺や念珠の話になります。
念珠玉遊びを縁にこういう時間はとても有意義だなと思っております。
またの機会も
今回はお日柄も悪かったのか、イベント自体はとてもささやかなものでしたが、本州からも「近かったらぜひ参加したいのに」という声も多く頂きましたし、参加した皆さんが楽しんでくれている様子を見ていると、手応えは感じたしだいです。
今後も、体制を改善しながら、開催していきたいと思います。