北海道新聞に掲載、その後・・

皆さん、ポケモン探していますか。うちの近所では携帯片手に年配の方がウロウロしてます。長岡念珠店を探しています。

北海道新聞に掲載されました

ポケモンGOの発表と同じ日に

先週、ポケモンGOの隣で北海道新聞のなんと一面(7月22日夕刊)に掲載していただきました。記事には連絡先などはなかったため、ネット等で調べた情報をもとに個人の方からずいぶん問い合わせや訪問があります。

顔を見て買い物がしたい

店舗の営業はしていないということをなかなか理解してもらえず、毎度同じ説明をしています。その結果、送ったり振り込んだりというのは嫌みたいで、札幌近郊、けっこう遠くても結局ほとんどの方がうちにいらっしゃいます。

また、ネットで買い物という習慣がない世代のため、不慣れな方は電話、FAXでもどうぞとオンラインショップにも書いてみたところ、けっこう電話きます。そしてあれこれやり取りして満足そうに買い物していただけます。

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ちまたでは、若い人は対面販売が苦手言われています。
商店街でもセルフレジにして成功した等の事例を聞いていました。

しかし、念珠という性質のせいか、世代の問題なのか、とにかく一往復以上のやりとりを経て買い物をしたいという世間と逆行したニーズも中高年以上を中心に少なからずあるようです。

日本では、その気になれば誰とも会話しなくても生活できるようになりましたね。

欲しいのは念珠だけじゃない

うちに来られるお客さんの反応は、信頼性とか商品の特性の問題ではなく、単にコミュニケーションに飢えているようにも感じています。

ほとんどの方が、楽しそうにお茶を飲んで念珠を選びながら時間を過ごし、「すいません、なんだか長居しちゃって・・」と同じような言葉で締めくくり席を立ちます。

時間泥棒歓迎の商売

経営者目線では良い時間の使い方ではないかもしれませんが、少しでも心温めてかえっていただければ、ささやかながら社会貢献にもなっているのかなと思っています。

いつも同じ説明を繰り返していますが、本当に普通の自宅で、子ども達も騒がしく散らしています。それでも、切れた念珠でもお持ちになって、お茶のみに寄って欲しいなと思っているんですよ。

ただ、こちらに向かわれるときは事前に連絡くださいね。「この前寄ったのに留守だったのよ」と後から言われることも多いです。「今から」と言われてましても対応しきれないこともあります。何度も言いますが本当に普通の自宅ですので。新聞の写真に写っている黒い箱は、冷蔵庫ですから。笑