岩見沢市報恩寺様キッズサンガ

福島県の川俣町立川俣中学校サッカー部のメンバー18名と引率者3名計21名のみなさんが北海道岩見沢市立栗沢中学校サッカー部との夏休みリフレッシュ保養を兼ねたサッカー交流で来道しました。キヨマッププロジェクトと称した活動でNPO法人 みみをすますプロジェクトのコーディネートです。

8月2日は、岩見沢市報恩寺様にてキッズサンガとして縁日や流し素麺、盆踊りと夏らしいさまざまな催しがありました。両サッカー部ほか、たくさんの小中学生でにぎわいました。キッズサンガとは、キッズ(Kids)は「子どもたち」、サンガ(Sangha)は「仏教徒の集団」の意味があります。これをあわせた造語で「お寺に集う子どもたち」という意味で名付けられた活動です。
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境内はたくさんの子どもたちで大混雑です。外だけではなく、本堂、廊下、広間、玄関と、お寺は大解放。そこら中を、元気に走り回っています。
これだけ大騒ぎしても、お内陣には上がらないのは、事前に注意されているのか、なんとなく悪い気がして近寄らないのかはわかりませんが、妙に感心してしまいました。
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僕が到着したころには、交代で鐘を撞いていました。大晦日のように、遠くからでも鐘の音がよく聞こえました。

長岡念珠店としては、その中で、腕輪念珠作り教室をやらせていただき、ふたを開ければ当初の予定を大幅に超えた100名以上の参加がありました。腕輪念珠作りは中学生の部を先にやりました。
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さすが思春期。話を聞いているのか聞いていないのかわからない雰囲気でしたが、作り始めると意外と真剣に、みんな黙々と玉を通します。
UHBで取材に来ていました。後ろ姿は、とってもお美しい丹野麻衣子アナウンサー。
近々、夕方のスーパーニュースuで放送されるそうですので、放送日がわかりましたら、このブログでも改めてお知らせしたいと思います。
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騒然とした会場が落ち着かないうちに、「次、小学生入れていいですか!?」の声。
いまさら、もうちょっと待ってくださいともいえない雰囲気で、なだれ込むように中学生と入れ替わります。
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少人数講座と違って、   行き届かないことが多かったと思いますが、皆さん楽しんでいただけたようです。
なんだかんだ言っていた、中学生たちも出来上がった腕輪念珠を、みんな左腕につけて盆踊りを楽しんでいました。

お盆参り真っ盛りでお忙しい中、きっと住職様をはじめ関係者の皆さんは長い準備期間と、プロジェクト期間中の数日間、しかも連日の猛暑、それはそれは大変なご苦労であったことお察しします。しかし、子どもたちがこんなにたくさんお寺を楽しんでいる光景は他で見たことがなく、こんなに盛り上がる盆踊りも、30年も前の時代、自分が子どものころに見て以来のような、とても懐かしい気持ちになりました。きっと心のどこかで「お寺、楽しかったなぁ」という思いが残り続けていくと思います。