生活を豊かにするものとは? 「ちょっとイイ暮らしのレシピ」まもなく始まります!

サッポロモノビレッジ間近ということもあり、家の中なのに小走りで移動するような毎日を送っています。

手を動かしながら、今年進めてみたい新しい企画について考えています。

この記事では、現段階での想いをまとめておきたいと思います。

豊かな生き方とは

お金を稼ぐっていったい・・

仏教に触れていると感じるのですが、仕事すること、つまり経済活動っていうのは人生において、いったい何なのだろうということを疑問に思うのです。

「そりゃー、食っていかなきゃならんでしょ」というところかもしれませんが、食うためだけに働くなら、食わないで死んだ方が地球のためによろしいのではないだろうかと思うのです。(語弊はあるかと思いますが、ジャイナ教ではそういう考え方も残っているようです。)

お釈迦様はどうしたかといえば、極論に偏ることなく、布施を受けながら寿命を全うしました。

僧侶であれば、それが目指すところかもしれませんが、仕事して報酬を得て日暮らしを送る私たちは、いったいどうするのが良き道なのかと考えていました。

だったら出家すれば?

ここに仏教のすごい秘密があることにお気づきでしょうか。

仏教に生きていくことをよしとするならば、出家すればいいのです。
みんな幸せになるのは、みんな出家すればいいでしょうか?

ここで論理破綻が起きます。世の中の人が全員出家したら、お布施をする人が居なくなってしまうのです。

布施を受けて生きるということが示されている以上、布施をする人(経済活動をして、自分の生命を維持するより少し余裕がある人)もいるという前提であるということです。

つまり、仏教でははじめから「在家(ざいけ)」としての、より良い生き方もあるはずだと思うです。

ビジネスの原点

10年前であれば、お金を稼ぐことは悪だと思っていました。

しかし、多くの人のお話しに出会い、そうではないということも考えられるようになってきました。

例えばプロ野球選手の年俸を考えたら、うちの年商10年分くらいになります。

でも「たった1シーズンでもらいすぎ・・」ということはありません。
よく考えたら、トップ選手がたくさんのホームランやすばらしいピッチングで1シーズンで人々を笑顔にする数を想像したら、10年間で念珠を手渡して喜んでもらえる人よりも遙かに多いのです。

つまり、むしろもらいすぎなのは、僕の方でした。

ビジネスとは、人を幸せにすること。
お金はその価値を移動するための一つの手段としてあるだけでした。

USBメモリが大切なのではなく、中のデータが重要であるように、お金が大切なのではなく、どうやってお金を預かったかという価値が重要なのです。

一時的にお金という媒体で価値を移動中なわけですから、その価値をどのように社会に還元していくかということを、最近は考えています。

ブッダの智慧が多くの人へ届きますように

いろんなところで言ってますが、いつもそう思っています。

仏教ってやっぱり、「信ずるものは救われる」という教えではないと思うのです。

そうではなくて、実践して、強く生き抜いて、振り返れば、ふわっと温かいものに包まれていた事に気づくというのが、僕の解釈です。

ですから、仏教を人生の選択肢にするもよし、そうでなくても生活の中で嗜んでみるのも良いと思うのです。

たまたま縁があって、念珠屋という仕事にたどり着きましたので、念珠を作りながらそのようなことをお伝えできればと思っています。

ちょっとイイ暮らしのレシピ

豊かに生きる方法は色々ある

今年から始めたいと思って企画していました。

「ちょっとイイ暮らしのレシピ」というタイトルを付けて、様々なジャンルの方の「幸せの材料」をシェアしたいと考えています。

僕1人が仏教と念珠の話で終わることなく、色々な世界で活躍する方を次々とお招きして、トークセッションをします。

どんなイベントにしたいか

例えば、収入が不満足、健康問題、人間関係などの、環境に振り回されず、今の生活にどうやって幸せを取り込んでいくか、というお話しを聞ける会にしたいと思っています。

すでに、数名の方にゲスト講師の依頼をしていますが、回を重ねながら、聞きに来てくれた皆さんの中から次のスピーカーとなっていけたら理想的です。必ずしもその道のプロでなくても「暮らしの達人」みたいな人はたくさんいます。

「私はこんな幸せを皆さんにお裾分けしたい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ声を掛けてください。

今日は、なんとなくダラダラ過ごした時間はありませんでしたか?
今月は、本当に必要でも無いのに、買ってしまった物はありませんか?

>毎日の生活で、命を削って時間やお金を浪費するのではなく、様々なジャンルのお話しを通じて、明日の自分に投資出来るようになっていけることを願っています。

乞うご期待!

記念すべき第一回は、来月6月よりスタートします。

ゲストの紹介、詳細については、まもなく、このブログ他、各SNS等で拡散します。
席に限りはありますが、ぜひ、お友達お誘い合わせの上、ご参加ください。