まるでSNSの様な念珠のつながり

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近頃面白い現象を体験します。

お寺さんはともかく一般のお客さんともなると、たくさんの人数でお仕事の依頼が一度きりということも多く、100%皆様の顔を覚えきれません。しかし、翌年の法要、別な機会などで、顔と名前はわからなくても、「あ、うちの念珠だ」と思うことがあります。
ご本人が購入されたもの、修理したもの、また、贈答品などで別な方を通じて現在愛用されているものなどがあります。
なんてことはないのですが、なんとなく里子に出した子たちがそれぞれの行き先で頑張っているような感じがしてうれしいものですね。

そしてさらに、シラカバやミズナラのようにうちのオリジナル商品になると、お客様同士でも、長岡から買ったなということに気づくらしく、「○○さんのことも知ってるんでしょ?」と急にきかれてびっくりすると、「あの人も、シラカバの念珠もってたからねぇ」なんていわれたこともありました。
ちょっと凝ったデザイン念珠なんかも、興味のある方だと、あら~珍しいの持ってますねなんてことになって、話題になるそうです。

「私も長岡さんから買ったの」、「私も去年綺麗に直してもらってねぇ」と、あの人とこの人は、繋がっていたのか、こっちとも知り合いだったのか・・なんて、念珠を通じて、まるでSNSのようにお客様同士がつながっていくのが、面白くも、うれしい限りです。

もし、ちょっと目につく念珠を持っている方がいたら、その人のものも長岡発の念珠かもしれません。
ぜひ、お友達申請してみてはいかがでしょうか?