北海道の木で念珠をつくってます

北海道の木の念珠

木の念珠というのは、一定のファンがいます。
念珠の世界では、昔から黒檀や紫檀、鉄刀木(たがやさん)などの、いわゆる唐木と呼ばれている銘木は定番の材料です。国産でもそれぞれの地域で採れる木が使われてきたものと思われます。

それにしても、いままで北海道の念珠屋さんというのはいなかったもので、わざわざ北海道の木を持ってきて玉にしようという人はいませんでした。
はっきり言ってコストはかかるし、本州産がすごく劣っていて北海道だけが良いという理由は何もありません。

あずましい念珠

では、どうしてそんな面倒をわざわざしているかというと、小さいころから見慣れた木を握っていられるんですから。「なんか、あずましい」という言葉に尽きます。なかなか本州の方には伝わらないニュアンスかもしれません。

今まで、しらかば、みずならの玉を作り、ほぼ完売です。
現在は、ほとんど宣伝していませんが、「いちい」「あすなろ」の2種がプロトタイプで男女用単念珠の数本のみ在庫あります。

間もなく「ヤマザクラ」の念珠ができる予定です。
木肌が密で美しく、実用的にも非常に優れた玉になりそうです。

北海道念珠POP

北海道木材の念珠ですので、北海道弁でPOP作りました。
改めて調べると、完全に標準語だと思ってきにしていない言葉でも、結構方言しゃべっていることにショックを受けています。