腕輪念珠作り 小樽銭函の光超寺婦人会様
※(当ブログでは、念珠=数珠として書いています。文脈上の理由などから混在することがありますが、ご了承ください)
住所でいうと小樽市になりますが、街の所在は札幌にほど近い「銭函(ぜにばこ)」というところがあります。
銭函
僕らは子どもの頃から聞き慣れた地名ですが、本州の方にとっては面白い地名かもしれませんね。かつてはニシン漁でとても栄えたのだとおもいます。
光超寺様は、その銭函にある浄土真宗本願寺派のお寺です。
最近、あちこちでやっている腕輪念珠教室の噂を聞き、ぜひうちの婦人会でも、ということで声をかけていただきました。
寒くて雨交じりの日だったのにもかかわらず、10数名のご婦人方にご参加いただきました。
婦人会では今年、役員さんの入れ替えがあったそうです。
念珠作りを機縁に
新会長さんにお話しを伺ったところ、以前はそれほど頻繁に集まる機会はなかったそうなのですが、今年は少し力を入れて行事を増やしていると言うことでした。
その、一環として、ぜひ念珠作りをということで声をかけてくれたそうで、ありがたい話です。
腕輪くらいでしたら、正味の制作時間はそんなにかからないのです。
しかし、やはり女子
どの玉を使おうか選ぶ時間が一番楽しく、そして一番時間がかかります。
「わたし、腕輪ならいらないよ」
とおっしゃっていた方も、作り始めるとそれなりに楽しんでいただいたようで安心しました。
身につけるものですので、腕時計やアクセサリーと同じで、付けたくないという場合もありますね。
玉を選ぶ時間では、とても盛り上がっていましたが、通し始めるとほとんどの方が終始無言。時々手が止まると、「穴が見えない・・」と苦笑が漏れます。
今日は、重たい雨雲が降りていました。細かい作業をやるには見づらかったかもしれませんね。
少なくとも、お寺の婦人会では、午前中にやるのが良いみたいです。
大きな失敗もなく、それぞれにオリジナル腕輪念珠が完成しました。
あれから10年
光超寺様では、今のとても立派な本堂庫裏に建て替えられて、落慶から約10年だそうです。
坊守様に、「落慶のときは、ご夫婦で演奏してくださって・・」ということを言われて、急に思い出しました。あっという間ですね。
今は玄関ホールに飾られている、特大サイズの書道パフォーマンス作品。
そういえばこれも、落慶法要の祝賀会で目の前で書いているのを見ていたのでした。
食い意地張って、写真を撮ることすら思いつきませんでしたが、講習会のあとは婦人会の皆様と一緒にぜんざいをいただきました。集中した後の甘い物はたまらんです。
あ、そうそう、立派なイチゴと一緒に。
「けんたろう」っていうんですって。大ぶりでとても美味です。
本州のブランドイチゴに勝った気がしました!
各お寺、婦人会というのは独特の結束力とアットホームな雰囲気で、お寺にとってはとても大事な存在であることは想像に難くありません。
皆さん朗らかで、僕も大変楽しい時間を過ごしました。
これからもご活躍を応援します。