温泉説法の集い in 登別

本日は登別へ出張いたしました。
会場は道外の方でもよく名前を知っているであろう温泉地、登別の老舗ホテル、第一滝本館です。

浄土真宗本願寺派(北海道教区)の若手僧侶を中心に、青年僧侶協議会(通称:青僧協)の主催で、『温泉説法の集い』が、毎年開催されています。その歴史、なんと26年目。
「心と体のリフレッシュ」を合言葉に、たくさんのお楽しみの中、ゆっくりと温泉と仏法に浸かっていただこうという趣向です。

僕は、会場を賑々しく盛り上げる役として、出張出店させて頂きました。
こういう大きな行事になると、北海道中からたくさんのお寺が来てますので、お坊さん同士でも必ずしも全員が知り合いじゃない場合もあります。「え?坊さんじゃないの?」って、お坊さんに3回言われました。笑

IMG_6114

会場後方にいつものセットを用意しました。たくさん来られるということで、少し多めに用意しておいたところ、置ききれないものが多数ありました。まだまだ工夫が必要です。名札まで用意していただき感謝です。

IMG_6110

三帰依文のパーリ語読みから始まる荘厳な開会式でした。
お西さんの色衣は、こうして並ぶととてもカラフルですね。
それにしてもたくさんの人。300人くらいはいらっしゃったでしょうか。
まあでも、嬉しいことに半分くらいの方はあちこちのお寺でお会いしている方で、僕も初めての会場に行くまではちょっと不安でしたが、皆さんの顔を見るなりとっても安心いたしました。

IMG_6126

実行委員長を勤める山階顕雄さんは、先日僕が送ったばかりの念珠で挨拶の檀上に立ってくださいました。
倶知安町東林寺副住職様です。

IMG_6141

漫談、漫才、落語等、様々なスタイルの笑いの中に、仏教のお話が詰め込まれています。
いつも熱心にお寺で聴聞されている皆さんも、今日はいつも以上にたくさん笑っておられました。
普段、布教使先生の話を聴くのとちがい、皆さんから見ると「うちの住職が」「うちの寺の若が」ステージに登場するととても誇らし気のようでした。”青年僧侶”ですから、参加者の皆さんからみると息子のような年齢です。おばあちゃんたちの眼差しはまるで学芸会のお母さんたちのように、やさしい目で見守りながらとても暖かく応援しています。そんな雰囲気がとてもいいなぁと感じておりました。

夕方は、讃仏偈のお勤めをして本日のプログラム終了。
皆様、それぞれお部屋で休まれたり、温泉に浸かりに行ったり自由に過ごします。
僕の出番はここまで。

夜は懇親会で楽しみ、そして明日は朗読説法では感動の涙ながすんだろうな・・。
最後まで、いられないのが残念でしたが、皆様ゆっくり休んで、心と体リフレッシュしてくださいませ。

若いお坊さんが、とても輝いていました。
ずっと続けてほしいし、もっと広がってほしいですね。

浄土真宗本願寺派北海道教区
青年僧侶協議会ホームページ
http://www.amida18.net/