本願寺小樽別院様 宗祖降誕会

先日の日曜日は、本願寺小樽別院様にて、宗祖降誕会が勤まりました。
降誕会というと、一般的にはお釈迦様の誕生日のことをさし「4月8日花まつり」として定着していますが、浄土真宗では、それとは別に親鸞聖人の誕生日5月21日を宗祖降誕会としてこちらも大事にされています。
小樽別院様では、この日に近い日曜日に調整し、合わせて毎年さまざまなイベントを企画し、楽しい催しも境内のあちこちで行われます。その一環で数年前から「腕輪念珠作りコーナー」を当店でやらせていただいております。

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例年のことながら開始早々、大人気でした。
小さなお子さんから、おばあちゃんまで様々な方が参加してくれます。

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別院の職員さん、そして双葉高校のボランティア部(・・という名前でいいんでしたっけ?)が子ども向けにも様々なゲームなどを用意してくれていますので、小さな子たちも大はしゃぎです。

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餅つきもあります。つき上がったお餅は、即座にお母さんたちが丸めて餡子ときな粉をまぶしお皿に盛ってくれます。

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序盤の込んでいる時間帯はほとんど男性の姿がありませんが、後半席が空いてくると殿方も動き始めます。「毎年楽しみにしているよ」と、声をかけていただけるのはうれしいですね。

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賑やかな広間とは対照的に静かな本堂の回廊には生け花サークルの作品。非常にレベルが高い!
小樽別院様はお内陣の立華も、いつも本当に立派です。
立華の方は奥沢の「花のカトレア」さんですね。僕もいつもお世話になっています。

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頂礼文の後は和讃ばかりというもので、僕はここでしか経験ありません。

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ご法話は、輪番さんです。力強い口調でお話されます。
念仏の相続について改めて考えさせられました。

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すべての予定が終了し、一番最後はお楽しみ抽選会。
うちの息子も、妖怪ウォッチの花火が当たりました!
豪華な賞品もありましたねぇ。

広間の行事と並行して、本堂では、初参式、双葉高校吹奏楽部の演奏や、模擬仏前結婚式もやっていましたが、残念ながらそちらまで取材に行く余裕はありませんでした。

中には自分が2才だったころのお稚児さんに駆り出されて以来のお付き合いというおばさまもいらっしゃって、歴史を感じながらもこうして、赤ちゃん、子ども、若者、お年寄りも、同じ時間をお寺で共有するということはまた次の時代を感じさせる光景でもありました。

関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。