札幌市 慧照寺様 報恩講出店

今日明日、7月21日、22日で札幌市南区の慧照寺様にて報恩講が勤まります。

うちの実家が近くということもあり、実家に顔をだしながら一昨年の報恩講からお参りさせていただいておりましたが、出張出店は今年が初めてになります。
例年のこと、やはりとても天気がよく暑い一日でした。去年までは扇風機にあたって座っているだけでしたが、今年は、荷物を搬入して商品を並べて汗だくです。
写真の一枚でも取れば、ブログらしくなったものを、いまさら後の祭りですが一枚も撮りませんでしたので、ご了承ください。

ご法話は、石川県よりお越しの木越了英先生。
灌仏会、お釈迦様の話から始まって、六道についてお話しくださいました。
最後に「空過」のお話をしてくださったのが印象的でした。「カチンとくる言葉」を考えてみてくださいということでした。
出来れば誰にも言われたくないし、避けて通りたいものですが、自分の人生を否定されるようなことを言われたら、きっと腹の底からカチンと来てしまうんでしょうね。
自分程度のはからいで、なんとなく充実した毎日を送っている気になっても、それはどこかでひっくり返されてしまえば、とても“空しく過ぎ”ていく時間なのかもしれません。

夜は、観無量寿経について、わかりやすく説明してくださいました。
観無量寿経は登場人物が多く、本で読んでもなんだかわかったようなわからないような感じでしたが、それらが整理されて、かつその御心にも少し触れることができました。そもそも、正信偈や阿弥陀経と比べると読む機会も少ないのが現状です。もちろん、一度お話を聞いたところで「わかった」という域には程遠いのですが、どんなストーリーだったのか、予告編を見たような気分で、少しずつ本編を知りたい気になりました。

僕は明日、お話の続きを聞けないのが残念ですが、たくさんのご参詣があればいいなと思います。
肝心な商売の方も、初出店にもかかわらず、思いがけずたくさん買っていただきました。