お寺の日曜学校でミニライブ

今年もこの季節がやってきました。

美唄市常光寺様では、歴史ある日曜学校が脈々と続けられており、お付き合いさせていただくようになってから、音楽を通じてかかわらせていただいております。

夏の間に、ティンホイッスルというアイルランドの縦笛を練習し、浄土真宗のお寺にとっては一番大きい法要である10月の報恩講で発表会ということを、改めて数えてみると、たぶん9年続けています。「たぶん」というのは、初めた年の記憶があいまいなのです。いずれにしても、アイルランドの音楽が大好きな僕の思いつきで始めたことが、こんなに続くとは不思議なご縁で、考えてみると初めのころに出会った高学年の子達は、すでに成人しているんですね。

中学校になるとそれぞれの部活動などが忙しくなり、多くの子は小学校を卒業すると参加できなくなります。毎年3月は、楽器の指導はせずに、ミニライブというのが恒例になっています。

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ここ数年は、ギターの弾き語りばかりでした。でも、鍵盤弾いてみたかったんです。
ピアノを習っていたわけでもなく、大人になってから我流ではじめたもので、今まで人前で弾いたことはなかったのですが、ホームグラウンドの暖かい環境に甘えて、チャレンジさせていただきました。ピアノ弾き語りです。出会いと別れ、そして春らしい曲を選びました。

卒業する6年生には僕から念珠のプレゼント。けっこうこれが、中学校になってもこの念珠をもってお参りに来てくれたり、夏のキャンプには参加してくれたり、うれしい姿を見ることも出来るんです。

みんなからメッセージを閉じた冊子を、これも毎年いただいています。

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幼稚園年中さんから、6年生まで、今年はちょうど男女半分くらいずつの割合で、それぞれお礼のメッセージを書いてくれます。それを坊守さんが、1年間の写真などと合わせて閉じてくれています。いつだったか、「みんなの名前を覚えきれない」と言ってからは、集合写真に全員の学年と名前まで書いてくれています。大変お忙しい中、頭が下がります。

それにしてもこういうのを見ると、やっぱり女の子の方がちょっと大人。笑

今日は春らしい暖かさでしたが、美唄はけっこう雪が降ったようで、思った以上に積もっていました。境内にたくさんのサクラの木があるお寺です。5月中旬には、きれいに咲くでしょうね。

今年のティンホイッスル、練習曲は何にしようかな。

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