美唄市常光寺様の報恩講

いつも、日曜学校を応援している常光寺様にて今年も報恩講が勤まりました。

まずもって報告しますと、
なんと、カメラのバッテリーを忘れてしまいました・・
タブレットの低画質写真でお許しください。

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とても見ずらい写真で申し訳ないですが、御伝鈔拝読の様子です。
照明を控えめにすることはよくありますが、常光寺様の場合は完全に真っ暗な中、一対のお灯明だけで読み上げます。
きっと現実的には、すごく読みずらいのだと思いますが、視覚的な演出効果は抜群です。
拝読後に総代さんにお話を伺ったところ、「こんな言い方したらあれだけど、住職の声がほんとによくなってきたよな。俺、感動しちゃったよ」と、おっしゃっていました。
僕も拝読中に同じことを感じていて、年々すばらしくなってきていると思っていました。
拝読といっても、お経以上に派手な節なので独唱に近いものがあります。昔の言葉で直接の意味はわかりずらいものです。
しかし、心に沁みる声の出し方、節回し、間の取り方、心地よく感動させる一代記の拝読は、親鸞様を偲ぶ報恩講なのですから大変意義深いことです。

 

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夜のお勤めでは、子ども達が大活躍です。
日曜学校生による献花、献灯があり、「らいはいのうた」が勤まります。
「らいはいのうた」は、「十二礼」の意訳でインドの龍樹菩薩さまが十二偈の詩の形式で阿弥陀さまをお敬いしお讃えされたものです。
短くて、覚えやすい節と読みやすい言葉のためか、お子さんがいる法要でよく耳にします。

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夜は恒例の、音楽発表会があります
ケーナ(ペルーやボリビアの縦笛)サークルでは、住職さんがギター伴奏をします。
日曜学校は、坊守さんのエレクトーン伴奏で歌の発表と、僕のギター伴奏でティンホイッスル(アイルランドの縦笛)の発表です。
今年は、ティンホイッスルの他にカホンとエレキベースにも挑戦してもらいまいました。
そして毎年のこと、皆さんお疲れの長い一日の最後に恐縮ですが、僕も最後に弾き語りで数曲やらせていただきました。

布教使は、ご近所栗沢よりお越しの、報恩寺ご住職様。
昼のご法話では、曇鸞さまの浄土論註の中に出てくる言葉をわかりやすく聞かせて頂きました。
ここまで来ると自分で本を読んでもなかなか呑み込めないものですが、噛み砕いてお話しいただくと、改めて自分もそうでありましたと気づかされることです。
来週末は、報恩寺様の報恩講で、出張出店させて頂くことになっています。

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