通好みのお仏壇

今夜は仏壇の検品をしていました。

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外見は普通の金仏壇です。家具とちがって一度開いたら、全面の扉を閉めませんので、外側は真っ黒というイメージは、ご自宅の仏壇が金仏壇でも改めてみると意外に思われるかも知れません。

扉を開きます。

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このように、中は金ぴか。
金仏壇は主に浄土真宗系各派で使われることが多く、金箔で荘厳に飾られた仏壇内部は極楽浄土を表していると言われています。
最近は、モダンな家具調のものが多く、このように金仏壇にこだわるかたが減ってきました。

それで、タイトルの、どこが通好みなのかということですが、
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ここなんです。大抵の仏壇は欄干(手すりの部分)、須弥壇(中央の机)は、全て金になっていることが多いです。しかし、これは本願寺派の本堂仏具に合わせて、朱と黒で仕上げてあります。

そして、写真だとわかりずらいとはおもいますが、実はすごく小さいんです。ご本尊掛け軸は20代でご用意させていただきました。総丈90cmととてもコンパクト。
この大きさで、本格的な金仏って意外と探してもないんですよ。お客様のご希望で見つけてきました。
こじんまりしていても、荘厳さがあって、とても良いなと感じました。
あまりに、ぼーっとながめていると奥さんから「なにしてんの?寝てんの?」と言われてしまったほどです。「眺めてた」と言って
笑われました。

仏壇もご入り用の際は是非、当店にご相談下さい。
いくらでも高く売る方法があるので、業者は好んで仏壇を販売します。
細か解説は機会を改めますが、親身な相談が本当に大切な買い物です。
この仏壇は、明日納品になります。
喜んでいただけるといいですね。